柴犬多頭飼い コクマチャどん

コロクロ日記で07年に開設したブログ。15年から『コクマチャ日記』、さらに24年から『コクマチャどん』になりました。

コロの思い出アルバム 5 (4~5歳)

2018-12-15 09:00:18 | コロ

コロが一番怖いのは車でしたが、人(特に子ども)も苦手でした。また、いろいろな音にも過敏で、苦手な音に対してはこちらがまだ気づいていないような遠くで聞こえる音にも反応していました。クロを迎えてからは、ふたりを連れて毎日のように車で広い公園まで連れて行っていましたが、コロはテニス・野球・ゲートボールなどボールを打つ音をとても怖がり、どんなに小さくてもそれらの音が聞こえるとパニックを起こして、すぐに帰ることになっていました。なぜか雷の音には全く反応していませんでしたが。

近所のお散歩はまだまだ短距離。しっぽは下がっていますが、このあと横断歩道を歩いて渡りました。4歳過ぎて犬生3度目。ほとんどのワンコさんが普通にできることが、コロには奇跡のようなことでした。「コロちゃん、渡れたね~。すごいね~」と感激。

家の中は安心できる場所だったのですが、室内でも問題が出てきました。今は違う方が住んでおられるのですが、この頃、お隣にとても元気な子供たちが住んでいました。ビービー弾で遊ぶのがブームになっていたのか、一時期よく庭でビービー弾を打って遊んでいました。もちろん子供向けのピストルなのですが、何かに弾を当てて遊ぶときにはけっこう大きな音がし、その音が聞こえ始めるとコロは座卓とその下に置いてある座布団の間の狭い空間に入り込みブルブルガタガタ震えるようになっていました。

ビビリに拍車がかかってきたので、獣医さんに相談しに行き、精神安定剤のようなものを1ヶ月服用することになりました。ただ、興奮するという逆効果のような副作用が出ることもあると言われたのですが、コロにはそれに近い症状が出てしまいました。なぜかひとりでハイテンションになったり、絨毯を引きちぎるなどの破壊行動をしました。コロはふだんはおとなしく、そういうことをする子ではないので副作用だと思われ薬をやめました。それと同時に、そういう行動もなくなりました。

その後、検索してみつけたドッグトレーナーさんに電話で相談してみると、コロに会いに来てくださいました。はじめはビビリまくりでしたが、時間をかけて(30分くらい)そっとコロに近づき撫でられるところまでいきました。知らない人からは絶対にオヤツももらわないコロですが、最後にはオヤツももらって食べていました。クロを迎えるまでの間、コロはほとんど外に出ていなかったため、外の環境に対するいろいな適応能力がなくなり、年を重ねるごとにさらに恐怖心がふくらんでしまったのではないかと言われました。「もう4歳半にもなっているので、トレーニングをしても恐怖心というのはなかなかなくならないと思います。ただ、コロちゃんがパニックを起こしたり何かを怖がっているときに、飼い主さんが慌てず、大丈夫だよ、平気平気と言ってドンと構えていてください。お散歩するときは、特に好きなおやつなどを利用して、頑張ったことを褒めながら少しずつ歩く距離をのばしてくださいとのアドバイス。わざわざ自宅まで来てくださり、約1時間半指導してくださったのに、今回は無料でいいですよと~と言っていただき、感謝感謝でした。

ビービー弾ブームもいつのまにか去り、コロも落ち着きを取り戻し始めました。4歳7ヶ月頃、新しい家族を迎えました。リチャードソンジリスのソンさん。

コロは、自宅で飼っている手乗り文鳥やハムスターのことも好きでしたが、ソンさんのことも大好きでとても仲良しになりました。

やっぱり海ではいつも最高の笑顔を見せてくれます。

大好きな雪が降ると夢中で遊んでいました。

ビビリではありますが元気に5歳の誕生日を迎えました。

 

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