拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

『華麗なる一族』、見た?

2007-01-15 20:32:17 | テレビ
●2007年一発目のキムタクドラマ『華麗なる一族』…すいません、面白かったです。基本的にキムタクドラマは第一話だけ見て「また彼のかっこよさだけを全面に押し出した単純なドラマっぽいなあ」と思い二回目以降を見ることはあまりないのだが、『華麗なる一族』は違った。普通に今期で一番楽しめそうなドラマです。というか3年前受験勉強そっちのけでハマりまくった『白い巨塔』と同じく山崎豊子原作作品なのだからストーリーがしっかりしてて面白いのは当然か。第一話を見る限り単純な「キムタクの華麗なるサクセスストーリー」ではあきらかに片付かなさそうな、なんならキムタクが悲劇のヒーローに祭り上げられそうな、そんな匂いがプンプンしてて素敵。舞台が1960年代ということで、登場する街並みやインテリアやファッションがレトロなのも良い。見てて全く飽きないっす。財閥の息子で大手鉄鋼会社の専務にして優秀な技術者を演じるキムタクの住む豪邸は目の保養になる。まだ月曜日なのに来週の放送が既に楽しみっす。第一話はとにかく情報量が多く、物語の中心となる万俵財閥とそれを取り巻く企業や人々の紹介、という感じだった。見逃してしまっても番組公式サイトなどに行けば補完できると思われる。
以下、ドラマを見ていて思った事をつらつらと

・鉄鋼会社の専務である長男「鉄平」、銀行の課長である次男「銀平」。命名がストレートすぎるぜ万俵家!
・とにかくキャストが豪華。西村雅彦と鶴瓶師匠の出演がなぜか妙に嬉しい。
・金八先生と社会科の北先生がニアミス。
・キムタクがおじいさんになったらあんな顔になるのかな。
・不覚にもグっときたのはやっぱりキムタク演じる鉄平が日本企業の名前をつらつらと挙げ、「これらの会社は絶対に将来世界をリードするようになります」と目をキラキラさせながら語るところだな。
・ベタだけど「お、お祖父様と同じ……!」みたいなシーン、好き。

第一話を見た人の多くは原作を読んでいなくても今後のキムタクがどんな運命を辿るのか、なんとなく見通せた感があるのではないだろうか。キムタクだけじゃない。出てくる会社や銀行がそれぞれどんな末路を辿るのかも、なんとなく予想できる。それでも続きが見たくなる。純粋に「続き見てぇ!!」と感じさせる連ドラは久々だな。華麗にして王道。去年は『吾輩は主婦である』というのがあったがあれは昼ドラだし。まあとにかく楽しみ。

●「大人の階段を昇ること」=「昔は鼻で笑っていたGLAYを聴いて思わずグっとくる」こと

●N先生とそのゼミの皆さんとカラオケ行った時、なんで岡村靖幸を歌わなかったのか。うー、歌えばよかった。N先生と岡村ちゃんは同世代だから聴いてなくても絶対知ってるはずだよ。あの場で岡村ちゃんを歌えば絶対何かしらの反応を期待できたはずだよー…。


●今日の一曲
「ペンション」/岡村靖幸



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yuji)
2007-01-16 00:36:04
今、TBS開局55周年記念特別企画と称して
ヤマザキから華麗ぱん(カレーパン)がコンビニで
売ってます。今日食べたのですが、ジャガイモが
大きめでおいしかったですよ。

90年代後半のラルクファンとGLAYファンの
間には得も知れない壁があったような気がします。
どちらも元ビジュアル系(ラルクに対しては禁句?)
なんだからファン同士仲良くすればいいのに、
と当時思った記憶があります。

ペンションいいっすね。
「平凡な自分が本当は悲しい♪」って、いろんな意味でツッコミ満載な歌詞が好きです。

返信する
家庭教師 (shallow)
2007-01-16 07:47:32
か、華麗ぱんって…オイ!でもかなり気になるので今度探してみよう。

GLAYとラルクのファンは仲悪いですねー。本人同士は割と友好的なのに。ライブに花贈ったり。自分は二組で対バンとかして欲しいなぁと昔から夢見てます。二大元ヴィジュアル系バンドの共演。

ふと「ペンションが一番好きかなぁ…」とぼんやり思いました。歌詞が胸にしみるぜ岡村ちゃん…
返信する

コメントを投稿