拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

僕は誰にも負けないよ/『湘南純愛組』/LIVE IN PARIS

2009-08-16 01:23:09 | テレビ
●「ガキの使いやあらへんで」での企画「怒り王グランプリ」をYouTubeで見た。普段温厚な芸人達が、プライベートで後輩相手に無理矢理ブチ切れて、その怒りっぷりを松ちゃんが審査するという企画。いや~おもしろすぎでしょ、もう中学生。腹がよじれるかと…。後輩を叱る時の、ぎこちなさ過ぎる言葉選びから、「怒り慣れてない感」がビシビシ伝わってきたよ。まぁでも、普段は、というか本当のプライベートではどんな人なのかは知らんけど。謎だ、もう中。とりあえずフルテンションのカン高い声で発せられた決めゼリフ「僕は誰にも負けないよ!」、は最強のパンチライン。着ボイス欲しいな。




●夏になると大体、藤沢とおるの『湘南純愛組』を読み返したくなる。少年マガジンがジャンプを抑えて一時的に発行部数一位になった時の大ヒット学園漫画『GTO』、その主人公鬼塚の高校時代を描いた長編作である。湘南が舞台だけあって、全体的に夏イメージというか、常に作中で湿った夏の風が吹いてる感じがする。海のある街特有の潮風が。そんな雰囲気大好きなんだけど、私の住む街には残念ながら潮風なぞ吹かない。海のある風景が、湘南が羨ましいから、この季節になると無性に読みたくなるんだな~。
『湘南純愛組』は、『カメレオン』『特攻の拓』『クローズ』などと並ぶ90年代ヤンキー漫画の代表作。のわりには、これらの作品と比べると熱狂的ファンが極端に少ない。『GTO』もそうだけど、連載時は確かに大人気だったのに(少年ジャンプから発行部数トップの座を奪還しそうな時期の主力作品の一つだったはず)、終了後には殆ど語られなくなってしまった。『クローズ』なんて今になってまた盛り上がってるし、『特攻の拓』もネタ的にとはいえ、今もファン達に愛されてるのにね。
このジャンルの他の漫画に違わず、『湘南純愛組』には現実離れしたヤンキーがゾロゾロ出てくる。連載時ですら既に過去のものと化していた古臭いヤンキースタイルに身を包んだ、血の気の多い高校生達が街のあちこちで大暴れ。夜は勿論、暴走族が国道134号にわらわら集う。「そ、その特攻服…」「高校生でその腕力…」「そんな所で喧嘩してたらあっという間に通報されねー?」…基本的にヤンキー達の無茶苦茶な風貌や行動にツッコミを入れながら読むのがこのジャンルの楽しみ方の一つ。でも『純愛組』は、壮大な族の抗争がもはや文学的ですらある『特攻の拓』や、現実世界のヤンキーにガチで絶大な支持を集めていた『クローズ』(掲載誌はヤンキーのバイブル『チャンピオン』だったかしね)などに比べればツッコミ所は少なめ。フックが弱いんだよな~。あ、だから末永く深く愛されてないのか?

●DVD持ってるのについつい観てしまう。BS2でやってるラルクのパリライブ。今この記事書きながら観てるんだけど、何回観ても興奮するな。このライブ本当に最高。踊りまくり、見所ありまくり。記念すべきパリライブのDVDの感想をブログに残しておきたいんだけど、なかなか手を付けられずにいるなぁ。金ピカのパッケージ含め、ラルクのライブDVDでベスト3に入るぐらいお気に入り。…お!ネオユニバースじゃん。この曲のベース大好きだぜ!たまに鼻歌で歌うぐらい好き。華やかだよね、ライブで映えるしね。あぁ、ラルクのライブ行きたいよ…2011年は、まだまだ遠い…。 

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