拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

嘘も真実も駆け引きさえも

2008-03-09 02:07:50 | L'Arc-en-Ciel
あぁぁぁ…。もう何度でも観てしまう。昨年末のラルクの所属事務所主催のイベント「JACK IN THE BOX」での伝説のライブ。hydeとGLAYのTERU・TAKUROが共演し、事務所の後輩バンドのメンバーを従え「誘惑」「HONEY」を披露した、あのライブ。武道館で一日限りで行われたライブだったのでこの超レアライブを目撃出来たファンはごくごくわずかで、「どーにかして観れないものか」とずっとモヤモヤしていた。が、先日、この模様が日テレで深夜についに放送されたのだ!番組の放送は関東のみ。数年前なら悔し泣きしてたところだが、今はニコニコ動画やYou Tubeがある…早速うpられてましたよ、ニコ動に。即効で保存しましたよ、勿論。

誘惑/HONEY

hydeがメインボーカルをとったGLAY「誘惑」とTERUがメインボーカルをとったラルク「HONEY」のライブ映像。土曜日の午前中にうpられて以降、再生回数は伸びまくり、ついにはランキング7位にまで登りつめてしまっていたあの動画。すげー、ラルク関連の動画でここまで盛り上がるのって珍しい。近年稀にみるお祭り動画だもんな。私はラルクファンだから、やっぱりhydeが歌う「誘惑」に興味シンシンだったんだけど、いざ映像見てみたら「HONEY」の方が気に入ってしまった。ギターソロとかはちょっと残念なことになってる気がするけど、TERUの豪快な歌いっぷりは「HONEY」にとてもよくハマってると思う。サビのファルセット「I want to fly~」もばっちり歌ってたしね。さらに、hydeによる高音コーラスがこれまた豪快で。最近のhydeの声の具合はマジに絶好調なんだなぁ…と感動。あ、もちろん「誘惑」も良かったけどね。勢いにまかせて突っ走るサビも良いが、低音でじっくり歌うAメロがより素晴らしかった。なんか憂いが漂ってて「さすがhydeだなぁ」みたいな。でも歌詞間違えすぎかな(笑)。途中、「ヤベ、次の歌詞なんだっけ!」みたいな顔して急いで衣装の袖に忍ばせたカンペらしきものをチラ見してるhydeがモロに映ってたりもする。最後は歌詞が完全に頭から抜けたのか、歌を放棄してTERUにまかせて客席煽ってるし。面白い人だ。

別にこの二組のバンドのファンでなくても、両者が全盛期だった1998年~2000年ごろに思春期を過ごした人なら誰もが「おっ?」っと立ち止まるような組み合わせだと思う。世紀末を象徴する二大ロックバンドっつーか…。ファンじゃなくても、彼らの全盛期を知ってる人には是非見てもらいたいなぁ…。私は彼らの全盛期が中学三年間とモロにカブってるから、別にGLAYのファンではないけど当時のヒット曲なら多分全部わかる。あんまり詳しくないけど好きな曲もいくつかある。当時ラルクとGLAYはなんとなくライバルっぽく煽られてて、ファン同士もなんとなく敵対してるような感じだったけど、今は別にそんなに、ね。あの動画の盛り上がりっぷりを見ると両方のファンも殆ど歓迎ムードなんじゃないかな。「誘惑」「HONEY」がリリースされて今年でちょうど10年。1998年当時、10年後にこんな奇跡みたいな競演が見られるなんて誰が予想できただろうか。当時の自分に教えてあげたらどんな反応するだろう。ていうか私、10年前と中身変わってないかも?相変わらずラルクと『HUNTER×HUNTER』が大好きだし…ふ。

誘惑/HONEY(いつ消されるかわかんないからもう一つ同じ動画をw)
◆昨年末にこのイベントについて書いた本ブログの記事