拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

初笑い

2008-01-05 16:51:52 | テレビ
あけましておめでとうございます。お正月はいろいろ出かけたりテレビ観たり漫画読んだりしてたのでブログ更新をすっかり忘れてしまっていた。もう5日かよ!さて今年一発目の記事は正月に見たテレビ番組について書こう。
とはいっても真剣に見た番組って二つだけなんだよね。毎年欠かさずみているテレビ東京の、年明け直後からスタートする今田・東野司会の9時間お笑い番組と、二日の午前にやってた東野とナイナイ岡村が二人でインド旅行する番組。二つとも最高だった。正月早々最高の初笑いを提供してくれた。9時間番組は今田・東野の下に吉本若手大集合。若手たちを愛のあるツッコミで持ち上げつつビシバシ仕切りまくる今田と、他人に興味が無い素振りをみせつつ若手のオイシイ所を引き出しまくる東野。さらにスベった若手を風のように素早くフォローする千原ジュニアも加わり、もはや「これで面白くならないわけがない」と自信を持って断言できる神番組。振り返って見ると、この正月特番以上に笑えるお笑い番組って最近は無い気がする…。ハイライトは盛りだくさん。板尾さんの不可解な行動を予想するクイズや、女芸人たちが憧れのイケメン芸人とキスする権利を得るためにストッキング被ってハイハイするレース(なんじゃそりゃ)、ネタなのかガチなのかちょっとわからなかった木村祐一と千原せいじの争いとそれを笑いながらも必死に諌めようとするWコウジ、芸人達のネタの多くが不発に終わり、新年早々ダメージを与えたかもしれない(特にケンコバ…)恒例の「ジュニアのイス-1グランプリ」、そして出演芸人たちを今年の仕事運が良い順に格付けする毎年大波乱のラスト…お、お腹いっぱいだわ。
9時間中最も爆笑させられ、呼吸困難に陥りそうになったのは深夜三時ごろの女芸人たちの戦いだろうか。森三中、ハリセンボン、山田花子、しずちゃんらが参戦。憧れの芸人を一人選び三輪車に乗せ、その三輪車をハイハイしながら引っ張りゴールを目指す壮絶レース。顔には一瞬で顔をキュビズム化する破壊兵器・ストッキングを装備。レースは二回行われ、チュートリアル徳井は二回とも指名を受けるなど新年早々イケメン振りを発揮。一回戦目では森三中・村上に指名を受け、見事レースを制した彼女とキスする事に。二回戦はしずちゃんに指名を受け、しずちゃんも奮闘するのだが、「二回連続徳井がキスするんじゃ物足りない」というスタジオの空気を読んだ東野が司会を放棄しレースを妨害。「また徳井になってまうがなー!」としずちゃんを羽交い絞めにし、結局森三中・黒沢と千原ジュニアがキスすることに。東野GJ過ぎる。変態キャラが定着した徳井は、見ていて爽快なほど熱いキスを村上に連発。自他共に認める面食いらしいジュニアは嫌々ながらも黒沢と…。
占い芸人・小笠原まさやによる、恒例の売れる吉本芸人ランキングでは、1位が雨上がりの宮迫、最下位である104位がタカアンドトシのタカという結果に。昨年1位だったたむらけんじの躍進(芸人としてではなく、主に焼肉店店主としてだが…)を考えるとバカにできないランキングである。低位置にランクインした先輩芸人に対し萎縮しながらコメントする小笠原、そして小笠原をかばうWコウジ…しかし自身が良くない事を言われると小笠原をビンタする東野…この人間性(笑)。さて、今年大作映画に出る予定の1位・宮迫はそっちのほうで大活躍するとの予言が。盛り上がるスタジオ。そして、すぐそばで落ち込んでるタカを「宮迫大活躍だって!!」と挑発するWコウジ…(笑)。昨年末に彼女にフラれるという憂き目にあったタカは「出口の見えない暗い迷路をさまよう」とのこと…。9位というかなりの上位にランクされた今田は小笠原に「紙媒体の仕事が増える」と予言され、やや困惑。102位のケンコバには「東京の仕事が増え、芸風に牙が無くなる」という痛い予言が…。
とまぁ、盛りだくさんでございましたよ。他にも色々あったな…。あ、芸人が一発芸を披露するコーナーでは、「エロ詩吟」というキラーネタを披露しWコウジを魅了した天津・木村が面白かった!完全にその場をロックオンしてたが、ネタがネタだけにゴールデンタイムの番組では披露出来なさそう。ムーディ勝山のような躍進はムリだろうなぁ。あと、アップダウン・阿部による、ケンコバの助言により登場したらしい「アベギスハン」…「HG、RGに続き、また酷い種をまいてしまった」とケンコバは反省していたが…。

しまった、9時間特番のことしか書いてないぞ。しかもまだ書き足りない。私は今田・東野のあの完璧な仕事ぶりに感動すら覚えたんだけど、同意してくれる人周りに居ないからついつい熱くなってしまうなぁ。この番組、これからもずっと続いて欲しい。東野・岡村インド旅行についてはまた今度。