拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

武道館

2007-12-27 01:25:23 | L'Arc-en-Ciel
音楽事務所「デンジャークルー」に所属するミュージシャンたちがこぞって出演する毎年恒例のイベント「JACK IN THE BOX 2007」が、26日、日本武道館で行われた。「デンジャークルー」とはラルク、シド、ムックなどなどが所属する事務所。まぁ、見た目的にも音的にも派手な人々が、というかヴィジュアル系バンドが沢山所属していらっしゃる事務所ですな。で、その事務所のイベントがあったのさ。このイベント、過去5回開催されたが、事務所を支えつつ引っ張る一番人気バンドのラルクが出演したのは過去2回だけ。それ以外はソロとしてライブを行っている。ラルクのライブが見れなくてもソロのライブが見れるから、このイベントに来る客はやっぱりラルクファンが多い。そんなラルクファンが沢山集まる場所で、事務所に多数所属するラルクの後輩バンドたちもライブするわけだ。後輩たちにしてみれば、自分達の名前をラルクファンに広め、あわよくばファンになってもらえるかもしれない重要な場。実際ラルク目当てでこのイベント行って、シドのファンになって帰ってきた人とかいるんだよな。沢山バンドが出るのでライブは6時間以上の長丁場。会場は東京だし、私はラルク以外のバンドにそんなに関心が無いので毎年スルーであった。 「あ、そいえば昨日イベントあったんだっけ?」ぐらいの認識。
さて、このイベントの目玉は、出演する様々なバンドのメンバーがごっちゃまぜになって一夜限りのバンドを結成し、有名曲をカバーするセッションコーナー。去年はラルクのkenがドラム、ボーカル・ギターをシドの人たちが担当し、ラルクの「虹」をカバーするというレアなシーン等などが見れたらしいが、今年はもっともっと凄かったようだ。 なんと…hydeと、GLAYのTERU、TAKUROの共演…!!GLAYは事務所違うけど、スペシャルゲストとして登場したらしい。…いくらなんでもスペシャル過ぎるぞ。TERUとTAKUROはシークレットゲストで、タイムテーブルには「hyde、××と夢の共演」とだけ書かれてたらしいが、ふたをあけてみれば…夢の共演にも程があるぞ!そいえばイベントの名前、「JACK IN THE BOX」って、日本語で「びっくり箱」って意味だっけ…。90年代末、邦楽界を盛り上げた二大バンド、GLAYとラルク。ついにこの二組の共演が、完全ではないものの実現してしまった。これはちょっとした事件だ。全盛期はライバルっぽく煽られ、「仲悪そうだなぁ」と世間に思われてたであろう二組だが、当の本人たちは全然そうではなく、むしろ最近では結構交流してる様子(TERUのブログの8月3日の記事は、TERUによるラルクのライブレポートだったりする)。tetsuとTAKUROがラジオで「リーダー対談」したこともあったなぁ。
で、肝心のライブ。hydeがメインボーカルをとってGLAYの代表曲「誘惑」を、TERUがメインボーカルをとってラルクの「HONEY」を…披露したらしいよ……ちょ…超見たかった!!はぁ、なんで私このライブ行ってないんだろ。何故私は武道館ではなく家に居るんだ。「♪何故僕はここにいるんだろう?」(「瞳の住人」/L'Arc-en-Ciel)だよ…。 まぁ、最初から行く気なかったから仕方ないんだけどさ…あぁ、超観たい。でもこのイベントが映像化されたことは一度もないし、一生見れないんだろうな。
ライブ終了後、公式サイトに出演者たちのメッセージがアップされた。スペシャルゲストのTERUのメッセージを以下引用。

>最高に楽しい時間を過ごさせていただきました。hyde君に「出たい」と言って「イイヨッ」と言われた時には”本当にステージに立てるのか?”でしたが、、今終わって、やっと現実に戻る事ができました。こんなに素敵なイベントにさせて頂き、本当に感謝してます。ありがとうございました。

…な、なんというか、TERUとhydeの軽いノリでこの夢の共演が実現したようである。素敵だね。二組の全盛期と中学3年間が重なる自分としては、本当に感慨深い共演である。はぁー…聴きたかったな、hydeが歌う「誘惑」。聴きたいよね?聴きたいだろ!聴きたいと言え!!…想像してごらん、hydeが「時に愛は二人を試してるービコーズアーイラービュー」の部分を熱唱してる所を…絶対かっこいいじゃんよー。TAKUROが弾く「HONEY」のギターソロにも興味あるわぁ。