杉並区永福に永福寺村持ちの鎮守であった「永福稲荷神社」はある。創建は享禄3年(1530年)。永福寺の開山秀天和尚が永福寺境内の鎮守として京都伏見稲荷大社より宇迦之御魂命を勧請し創建。明治維新後は永福寺から分離、明治11年(1878年)には町全体を守るように社殿を西向きに建て直され、明治40年(1907年)10月には北野神社を合祀した。主祭神は宇迦之御魂命。永福町駅より下高井戸駅方面へ数分の左側に鎮座している。「石鳥居」と、朱塗の「両部鳥居」を抜けると正面に朱色鮮やかな「拝殿・本殿」、拝殿前に「社務所」があり、境内左側に「天王社」、「白山神社」、「白鳥神社」、「天神社」の境内末社が祀られている。そして社殿の先奥に「万歳山永福寺」の本堂がみえる。(2008)」
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