相模太夫の旅録=Tabi Log

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「種田山頭火」が出家得度した寺「徳輝山報恩寺」

2024-04-07 10:49:44 | 寺院
熊本市坪井町の電鉄藤崎宮駅~浄行寺交差点近くに川尻大慈寺の末寺の永正年間当地に移った曹洞宗寺院「徳輝山報恩禅寺」は鎮座している。中興の祖は大慈寺70世瑩谷株和尚、本尊はお釈迦様と一仏両祖「道元禅師/瑩山禅師」である。千体仏があることから「千躰佛報恩寺」の俗称がある。導師は第16聖望月義庵。当寺は熊本と大変深い縁のある放浪の俳人「種田山頭火(耕畝)」が大正14年(1925)この寺で出家得度した寺として知られており彼にとって熊本は第二の故郷的存在である。暫くして植木町の味取観音の堂守となる。「山門」より入山し境内に入ると、その名残か参道の右手には「種田山頭火(耕畝)」の句碑が建てられている。「けふも托鉢ここもかしこも花さかり」とある。正面に唐破風と千鳥破風の向拝がついた「本堂」がある。当寺の境内に「壺井」という地名の起源とされると呼ばれる井戸があり別名「雷封じの井戸」として伝承されている言われている。境内には坪井(壷井)の「壷型」の井戸があり、雷封じの井戸として。この寺で得度した俳人「種田山頭火の句碑」や明治34年(1901)没の熊本商業高校の外人教師マーフィー氏の記念像、豪潮の宝印塔などがある。(2403)
 
 
 
 
 



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