相模太夫の旅録=Tabi Log

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赤坂に愛知豊川稲荷の直轄「豊川稲荷東京別院」

2020-03-30 10:50:32 | 寺院
赤坂に愛知県豊川稲荷(妙厳寺)の直轄別院の曹洞宗寺院「豊川稲荷東京別院」はある。創建は文政11年(1828)、本尊は豊川吒枳尼真天。当稲荷の縁起は順徳天皇第三皇子寒厳禅師が感得された稲穂を荷い白狐に跨り給う端麗なお姿の「豊川吒枳尼真天」という霊験あらたかな仏法守護の善神。また江戸時代、大岡越前守が信仰された御尊像を祀り、赤坂一ツ木の大岡邸にあったものを現在地に奉遷し豊川閣の直轄別院となる。赤坂見附駅から青山通りを進むと「山門」があり、それを潜ると右手に「稲荷会館」、中央に「本殿」「大岡越前守御廟」「大黒天」、「融通稲荷」、「叶稲荷」、「奥之院」、「七福神」、「三神殿」港、「子宝観音」等が建ち並ぶ。また奥之院参道には奉納された「千本のぼり」がぎっしり掲げられている。その前には八角大理塔の「霊狐塚」が聳え立つ。一歩境内に入ると赤坂という都心の喧騒さは感じられないほどの静寂な寺域、別次元の空間である。(2003)
 
 
 
 
 


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