平塚市中原に「ボタン」の名所でもある身延久延寺末、法華宗寺院「慈雲山慈眼寺」は鎮座している。天正2年(1574)開基、当時は禅宗であったが寛永元年(1624)当宗に帰依して改宗。本尊は三宝祖師、日蓮上人である。当寺は平塚市と神奈川県伊勢原市を結ぶ県道61号線、右手にある広大な「平塚総合公園」を過ぎた左手の閑静な住宅街の一画に構えられている「山門」、「寺号標」より入山すると左手に「水子、子育て地蔵像」があり、左手に入り母屋造りの「本堂」がある。本堂前には日蓮像が寺域を見守るように建てられている天神社、妙正明神社、稲荷社。七面堂、三十番神を祀る。相模国平塚と武蔵国豊島郡江戸を結ぶ中原街道の中原は慈眼寺近くにあった「中原御殿」が起点(終点)に因むとされている。(2207)







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