相模太夫の旅録=Tabi Log

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関東十八檀林の一寺「道本山霊厳寺」

2019-05-02 09:44:47 | 寺院
江東区白河に関東十八檀林の一つ、浄土宗寺院の「道本山霊巌寺(東海院)」はある。寛永元年(1624)、霊巌雄誉上人が隅田川河口を埋め立てて霊巌島を築いた時の草創である。数年後に檀林が設置されて「関東十八檀林」の一つとなる。檀林は僧侶の養成機関・学問所。明暦3年(1657)、江戸の大半を焼失した明暦の大火により延焼後に現在地へ移転した。本尊は阿弥陀如来。陸奥国白河藩松平定信の墓所があることからこの地域は白河の地名が名づけられた。清澄通りから資料館通りに入った左側に寺号標が構えられ参道の奥正面に入り母屋づくりの大きな「本堂」、右に庫裏がある。本堂左側に四郷表当寺には11代将軍徳川家斉のもとで老中首座として寛政の改革を行った「松平定信の墓」(国史跡)、今治藩主松平家や膳所藩主本多家など大名の墓が多く存在する。また、境内には「江戸六地蔵の第5番」が安置されている。幕末江戸の7大火葬場(荼毘所)の一つであった当寺、今もこの一帯に別院が3院、搭頭が8院と数多く存在している。(1904)



















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