★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

旅 の 準 備

2009-07-01 09:21:18 | エスペラント
Monarch on Milkweed

旅の楽しみはその準備から始まるということは良く聞きます。そうかも知れません。けれども、何処から手をつけるかという辺りから、旅の準備は頭痛の種でもあります。
漠然と何処其処へ行ってみようという旅の場合は準備の過程ももう少し単純なのですが、今回のように選んだ大会前のツアーが成り立つのかどうかハッキリしないため、飛行機の予約も直ぐには出来ず、イライラした期間があり、決して楽しいものではありませんでした。そうした問題が一つ一つ片付いてようやく旅の全貌がハッキリし始めた頃から楽しみというものを感じられるようになったと言えるでしょう。

今年のエスペラント世界大会はポーランドのビャウィストクで行われます。ビャウィストクはエスペラントの創案者ザメンホフが生まれた町であり、今年は彼の誕生150年目に当るのです。

UEAからこの大会の予定を書いた Dua bulteno と呼ばれる小冊子が送られてきた時一緒に入っていたのが、大会前のツアーのパンフレットでした。
UEA自体が企画する大会前、大会後のツアーとは別にポーランドのエスペランチストが企画したもので、クラコウから始まり悪名高きアゥシュヴィッツにも行く可能性が書いてありました。アゥシュヴィッツは機会が与えられるなら訪ねて見るべき場所と思っていたのでこのツアーへの参加はすぐ決めたのです。
それが何人以上集まらないとツアーは出ないとか言っているので、どの程度集まったのか、出る可能性はどの程度なのか、それを決めてもらわないと飛行機の切符の手配が出来ないから早く決めてくれとか、E-メールを何度も送りました。

その後、やっと飛行機の手配、ゴタゴタしている内に値段も上がっていました。
私は直行便を好みます。特に知らないところでウロウロするのは得意ではないので、トロントからワルシャワ直行を選びました。
日本から来る妹とワルシャワで合流、二日くらい観光します。そのための宿探し。
インターネットで探せる時代ですが、英語です。妹は英語が出来ないので、当然私が探します。
それから、ワルシャワからクラコウまでの列車の手配。夏休みで、若者達の旅行者も増えるでしょうから前出のツアーに必ず参加するには列車も確保する必要があると思ったのです。これはカナダで買えました。間も無く切符が送られてくるでしょう。
ようやく旅の手筈がある程度整ったというところで、当初の辛い部分は通り過ぎたわけですが、まだユーロを買いに行かなければなりません。
子供たちのために旅程と連絡先も英語で書かなければなりません。スーツケースの中味もこれから考慮です。
今日から七月、二週間足らずで出発の日です。
私にとってポーランドは初めてなのでどんな旅になるのでしょう。まだ細々した準備事項がありますがUniversala vagabondoは既に未知の世界を彷徨っています。
写真は長旅の途中ミルクウィードで一休みするオオカバマダラ蝶

エスペラントの父ザメンホフ
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