寝室の窓から裏庭を見ると降雪は高が3センチと見えたのでこれなら雪掻きをしなくても出られると思ったのが間違いでした。
お隣の奥さんが雪掻きをしている姿が見えたのだからせめてガラージュ・ドァの前くらい掃いてから出るべきだったのです。
雪の日だから、と15分余分な時間を見ていざ出ようとしたら、ガラージュのドァは積もった雪に邪魔されて押し戻された状態になりバッタンバッタン踊りだしたではありませんか。一応閉めようとボタンを押すと、閉まるけれども直ぐ上がってしまうのです。何回もボタンを押して、結局ドァの気が済むまでこれの繰り返し。。
余分な15分はこんなことで消耗されてしまいました。
集合場所には今日のリーダーが一人だけで川の方を双眼鏡で見ています。
二人だけではお流れか。。。と思ったら遅れると連絡してきた人たちが居るとのこと。ややあってもう一人の女性が現れました。
今日の目的はカモメ族なのに見慣れたカモメしか居ないから昨日ポート・ウェラ付近に現れていたオナガフクロウを見に行こうかと思うとリーダー。
私は鳥のことは良く判らないのでどっちでも良いのです。
ウェランド運河の橋が上がって、しかも船が二艘も通る間待たされたという一団がようやく到着、彼らもこの意見には賛成で、二台の車で出かけました。オナガフクロウはこの辺では珍しい鳥なんだそうで、ポート・ウェラではトロントから来たと言うバーダーにも会いました。彼は我がリーダーとは馴染で近況を交換しあっていましたが、本格的なバーダーで、世界中を歩き回っている人のようでした。
バーダーたちの連絡網は広く且つ素早いのですが、カナダは他国に比べるとまだまだ。。なんだそうです。ページャーで連絡しあうのはザラ。それどころか電話のような特殊な器具を持っていて、どこに何が現れたと言う情報はこれで流されるのはフィンランド。そして何はさて置いても飛んで行くとか。
気違いじみていると思うのは私だけではないようですが、特に珍しい鳥だとチャンスはその時だけかもしれないし、判るような気もしますけど。
我がリーダーもバーダーとしては名の知れた人で、先日共著の本(写真がその表紙)の出版に取り掛かったところです。彼はオナガフクロウを昨日見て、写真も撮っていました。人を恐がらないからかなり近くまで寄れたそうです。
近くの枝にアカオノスリがとまっていました。
これが邪魔をしているのではないかとはリーダーの考えでしたがオナガフクロウは待てど暮らせど姿を見せません。
最終的には冬の song birds を観察して終わりになりました。
ガラージュ・ドアを大騒ぎして出かけた甲斐が有ったか、と言うと。
有りました。カモメ族の幾つかを憶えたし、ナイアガラ河口に来ていたアビも見たし、小雨に出会ったとは言え大して濡れもせずそれほど寒くも無く良い日でした。
ウィキペディアのページは日本語のページは殆ど説明が無かったので英語を選びました。アビも日本には居ない鳥のようなのでウィキペディアのページを追加しました。