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さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

いやー 大変昨日の晴れ間の冬が嘘みたい

2022-01-18 | 日記

 今日は猛烈な吹雪です

 

 今日はばばちゃんのデーサービスの日です

出かける前の朝と、帰って着たときの夕方の除雪がちょっと大変ですけど、まあそれも老体の爺いの愉しみのひとつです。

爺いは生まれも育ちも奥会津只見の豪雪の所なんですよ。子供の時から2メートル近い雪の道をツルカンジキで踏んで道をつけ、玄関の雪を掘り上げて育った私です。こんな雪の除雪など遊び見たいなものなんです。

只見の今はもう道路は国道になりましたからいつでも完全に除雪され車の交通が途絶えることはなくなりましたけどね。

私の若かった頃の冬は雪の道を徒歩で途中標高1000m近い駒止峠を越えて一泊二日がかりで国鉄の田島駅までいかなければなりませんでした。今は駒止峠もトンネルになって冬でも車で2時間ちょっとの道程だと思いますけど。


厳しい寒さの冬が昨日今日と治まって

2022-01-16 | 日記

今日は朝から晴れ渡りました

 

窓辺からの眺めの空は澄み切って綺麗、気温も高く穏やかでした。
どうか厳しい寒さの冬も、オミクロン株のコロナもこのまま治まって欲しいです。

やっぱり95歳の老いは身に応えます。この前は重い除雪機を屋根から落ちた雪に埋もれてしまい引き出すのに苦労しました。でも「どっこい」誰の助けもうけず見事自分一人で引きだしました。やっぱり意地っ張りの爺いの私、強いとも思いましたが、歳相応に無理は禁物とも身にしみて思い勉強にもなりました。

厳しい冬が終わるまで散歩は無理です。読書でも、そうだ名前しか知らない古事記でも読んでみようかなどとふと思ったりします。勉強なぞと考えず自分の感性自分の能力で素直に読んでみるのもいいか、なぞとふと思ったりしたのです。

若い頃は古事記のこんなところを人知れず読んで愉しんだんですよ。アマテラスオオミカミ様がアメの岩戸にかくれ遊ばしたときアメのウズメのみことがたくさんの神々の前で踊り、やんやの喝采を受けたときの文章の一部です。わたしは素直にこの文章の一部を何度も読んで愉しみました。若かった頃の思い出です。

「アメのうずめのみこと神がかりしてムナチをかき出(いで)、裳すそを「ほと」におし垂れき」それを見て八百万(やおよろず)の神々がやんやと笑い愉しんだのです。


厳しい寒さに吹雪く冬

2022-01-04 | 日記

昨日の晴れ渡った空が今日は一転して厳しく吹雪く一日になりました。

でも幸いに除雪に苦労するほどの積雪にはなりませんでした。

 

日本海側の激しい吹雪と豪雪に比べると会津の積雪は少ないんです。まもなく北極海の夏期には新しい海上航路ができるとも聞いています。地球規模で季候が変動しているんですね。それとともに動植物が激減しているのも怖いです。僅か10年前には家の軒先きにはアシナガバチの巣がいっぱいついていて、大きなジョロウグモの巣が張り巡られていました。秋になれば庭にはいろんな昆虫の声が賑やかでした.

「でんでんむしむしカタツムリ、つのだせやりだせめだまだせ」今の子供たちにはなんのことか分からないでしょうね。

20年まえの町の夜の空には銀河が空いっぱいに広がって、北極星・オオクマザ・コグマザ・カシオペア・スバルなどの星が綺麗に見えていました 。今の町の空には月と金星と火星などがやっと見えるだけです。

いやなニュースを見ました。。「原油や天然ガスの生産が少なくて価格が高騰している」ボケ爺いはふと化石燃料の枯渇が始まったか?と思ったのです。そんなんじゃなくってたんに経済的な理由で開発費が控えられているだけのこととすぐに分かりましたけど・・

95年生きたボケ老の私には 人類の生活が急激に変化していることに驚意を感じてしまいます。人類のもっている核爆弾はどのくらいあるんでしょうね。そしてすべての国がそれぞれの正義をかかげて「やったらやったるでー」と脅しあっています。道路には熱い廃棄ガスをだして高速で走る車でいっぱいす。

ネットで物を発注すれば次の日には自宅に配達される時代です。便利ですね。生活が豊かになりました。

でも、「お父さん人類が滅びるのいつですか」と小学校の低学年の子供に聞かれてぎよっとしたとネットつぶやいていた方のことを思い出しましてしまいました。

おめでたい年頭に認知症寸前のバカ老のつぶやきごめんなさい。

 


95歳誕生日朝の俺

2022-01-03 | 日記

一段えらくなりました。元気です。
95歳最初に見る朝の窓辺の空は雲ひとつ見えません

 

年末から元旦にかけては厳冬の荒れ模様でしたから本当に嘘みたいな天気です。気温もさまで低くなく早々と屋根の雪が解けてしずくがツララからしたたり落ちています。まるで私の誕生日を天気が祝ってくれているんだろうかなどとさえ思いました。

会津は太平洋に面する福島県ですけども冬型季候の日本海型に近く元日のこんなに晴れ渡るって95年生きて初めての嬉しい 経験なんですよ。

95歳になった私は90歳年代の最後の年になります。 なのに以外に元気で自分で自分に驚いています。93歳のばばちゃんも元気ですしね、二人ともボケの激しい進みにあきれていますけども幸に認知症にはなっっていません。いろんなことある一年とは思いますけどもしっかりと生きていきたいと思っているんです。


2022年(令和4年)元旦の朝が明けました

2022-01-01 | 日記

寒い寒い朝でした。

町の天気情報によると午前6時の気温は(-3℃)今冬最低の気温とありました。

でも、冷たい風が吹雪く朝ですけども積雪は少なくて除雪の必要がなくて助かりました。

幸い93歳のばばちゃんと明後1月3日に95歳にになる二人はまあまあ元気で炬燵で元旦を祝いました。二人ともそのうちにはとたぶん逝くと思ってはいるんですけども現実にはあまり命のことなど気にしてはいないんです。のんびり屋の老体の二人なんですよ。

 

明日の二日はばばちゃんのはデーサービスの日で「書き染め」があるんだそうです。しかも会津の祝い膳(こづゆ)も祝ってくださると愉しみにしているんです。

デーサービスは、ばちゃんにとって週二日あってたくさんの人達と生き生きと生きることの出来る日なんですよ。

昨年の十一月、ばばちゃんは親しくしていた男の方が亡くなったと言ってちょっと落ち込みました。最後の頃は脳出血などで半身が不自由になっていたとも言っていました。

ずっとデーサービスに来なかったの心配していたけどもお亡くなりになってしまった。お線香あげにいかなくちゃと寂しそうなばっばちゃんでした。

私は男ですから、お亡くなりになった方の心が分かるような気がします。やっぱりデーサービスでのおつきあいでばばちゃんから親しみの心をもらたんだろうと思うのです。

 私は口にはだしませんけど 「あるいはばばちゃんはお亡くなりになった方に幸せ感をあげたかもしれない。病体の男の方にいいことして上げたのかも知れない」と一種感動しばばちゃんへの尊敬の念が湧いてくるんですよ。

デーサービスって心やからだに弱っている方に生きる喜びを与えてくれる大事な場所なんですよね。

 

93歳のばばちゃんと、ままもなく95歳になる老体の爺いの二人に昨年の十二月4歳の女なの子と生後11ヶ月の男のひ孫が訪れてくれました.。

 

爺とばばちゃんの二人の命のDNEがこの子たちに引き継がれて生きていると思うと嬉しいです。でも考えてみるとこの子達の曾祖父母は8人いるんですよね。世の中愉しいです。