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さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

村中の静かな道に心和ませて

2018-11-20 | 日記


道わきの小さな堀の流れも懐かしいです。小さな魚が群れて泳いでいました


かつてはこの集落内の狭い道をたくさんの車が通っていたんでしょうけど、今はこの集落の中を通らないまっすぐで広いバイパスの道路が出来て集落に関係のない車はそちらを通ています。集落の中の静かな道が生き返りました。

私はこの集落内の狭い道(道路ではありません)が大好きなんですよ

思い出の記録など見ていろいろと

2018-11-19 | 日記
今日は一日冷たい雨で日がさすことはありませんでした。やむなくパソコン室で古い記録など見て過ごしました。そしてしみじみ自分の老いとボケのことを思いました

今日もばばちゃんに「じいちゃん、洗面所の水が止まってないよ、しっかりして」と注意され落ち込みました。

○うーむ、やっぱりボケは進行している、人の名前がスムーズに出なくて困ってしまう。
○乱視入り老眼鏡は3個準備してあります。茶の間用・パソコン室用・寝室用のそれぞれの定位置においてあるんです。一個だけでは置き場所が分からなくなって苦労するからです

そんなボケ爺いの一日です。
携帯はもう使う相手はおりません。すべて固定電話ですませます。ただ朝大事なことにつかうんです。朝起床する15分前ばばちゃんは自分の寝室から爺いの私の寝室の携帯に電話するのです。その呼び鈴で私は目覚めるのです。あっ、ばばちゃんは元気だそう思って嬉しく私は起きるんです。そして二人の朝の協同作業です、もちろんばばちゃんは台所で私は掃除洗濯を中心にそれぞれ忙しく働きます。時間に余裕があれば私は台所を手伝います。目玉焼きなど私のほうが綺麗に上がると思っているんですよ。

若い頃の私が家を出るときは磨いた靴が玄関に揃えてあってハンカチカバンを手渡されて「いってらっしゃい」と送りだされていたんです。そのころ私のいちばんの心配はもし家内に万一のことがあったらどうしょう、家のことは全く分からない私です。ほんとに心配でした。心密かに家内から独立しなければと常々思ってはいたんです。

現役を離れた私は家内から独立しなければと家内を師匠にひとつひとつ家事をやって見ることにしました。洗濯機の使いかた、洗濯物のたたみ方、ご飯の炊き方などなど・・長い年月をかけてすこしずつ実習して身につけていきました。

来年になれば90歳になるばばちゃんは足の痛みで週二回デーサービスのご厄介になっています。それがばばちゃんの生き甲斐のひとつみたいなんです。

その日の二人の起床は少し早まります、朝食が終わればあと片付けは当然私です。我ながら手際よく綺麗に楽しんでできるんですよ。その間ばばちゃんは身支度お化粧などしてデーサービスの迎えの車を待つんです。そして迎えの車が来れば私は係の方に「お世話になります」とお願いして送りだすんです。

こんなこと言えばもう家のことはすっかり私がやっているみたいですけどそんなわけにはいきません。ばばちゃんには60年の実績があります。うちはお金のことも外交のこともすべてばばちゃんが中心にやっているんです。でも私には以前のようにばばちゃんが万一のことがあったときの絶望的な恐怖はありません。ばばちゃんに出来たことは自分にできないことはないと思っているんですよ。われながらボケ爺い進歩したと思っているんです。

なにも書くことがないのでつまらんことを書きました。お笑いください。
要約すれば惚けた爺とばばでも喧嘩(いつも爺いの負け)しながらなんとか生きているといううことです。もちろん息子夫婦のサポートもありますけども。おかしな爺とばばちゃんなん
です。

これって散歩を楽しむ私の影法師

2018-11-18 | 日記
晴れ渡る空今日の歩数は4026歩ルンルンです
  
 

晩秋のススキが輝いて見え美しいけどなんか侘しい姿でもありました



秋日和のどかに釣りを楽しむお二人さん。いいですね・・



秋空に浮かぶ葉をおとしたポンプ小屋跡の桜、なんか鬼気みたいなものを感じました
 


宝石のように空に輝く柿が美しいです


  
散歩道 帰り道 晩秋の村の道は明るく輝いて嬉しい道でした
  


今日は楽しい1日でした
4年近くつかいこんできた愛機のミラーレスカメラがついに不調になってアマゾンに同じ型の中古のミラーレスカメラのボデーを発注したところ僅か2万円ちょっとで新品同様のボデーが送られてきました。

もとのカメラはモニターが本体からはずれて緩んでがたがたしてテープで止めて使っていました。それにセンサーがよごれてクリーニングしても画像が綺麗にならず必ず修正しなければなりませんでした。だましだまし使うのもケチンボの私の楽しみのひとつでもありましたけど・・

やっぱり新しいピカピカのボデーにレンズと電子ファインダーを装着して手に持つと気持ちいいんです。シャター音も軽やか、モニターもガタガタせず、画像は綺麗で汚れはまったくありません。やっぱり思い切ってボデーを取り替えてよかったと思っているんです。

それにこれは内緒ですけども、費用がわずか2万円ですんだことは怖いばばちゃんに内緒で自分のへそくりで支払いを済ませたのがとても嬉しいことなんですよ、 かわいそー、いいえこれもボケ爺いの生き甲斐のひとつなんですよ。えへへへ・・へ


澄みきった晩秋の空に美しくお立ち遊ばす観音様のお姿です

2018-11-17 | 日記


台座には「慈眼視衆生」と刻まれてあります。信仰心もうすく学もない私ですけども「観音さまは慈しみの眼で悲しみ悩み涙する多くの人たちを見てお救い下さいます」と読んでいるんですよ。

このお像は20数年前この地で交通事故死があって、お亡くなりなった方の霊を慰め、交通安全を祈念して建立されたと聞いております。年に一度のおまつりもあって信仰なさる方も多いんだと思います。お姿の前に献花とお水が絶えたことはありません。

私はこのお像の前を静かに手あわせて通るときいつも美しいお姿美しいお顔に心和ませて頂いているんですよ。有り難いみ仏さまなんですよ。

晩秋の明るい光澄み切って

2018-11-16 | 日記
会津嶺(会津ね)磐梯山も遠く見え
すっかり葉を落としたポンプ小屋跡の桜がキリリと立って見えてます





集落の紅葉も鮮やかさを失って晩秋の色に変わっています



澄み切った晩秋の空ですけど風は肌をさすような寒さです


1時間30分程の散歩で村が間近になって見えるポンプ小屋跡の桜です



厳しい冬を前にして毅然と立っています。心打たれてしばらく祈るような気持ちで眺めていました


今年の夏は記録的な暑さの夏でした。ですから今年の冬は暖冬かもしれません。でも度々おそってきた台風による豪雨で町や村が湖のようになったり、山の斜面が崩落地滑り土石流で壊滅的な被害があったことが忘れられません。ですからたとえ暖冬であったにしても1月から2月にかかけて記録的な豪雪になるのかも知れません。

幸いにお隣のご主人さんのご厚意で冬がこいは完全に出来あがっています
でもこんな年もありました。安心は出来ません



厳しい冬への心構えをしっかり持たなければと思ってもいるんです。毅然と立つポンプ小屋跡の桜のように。