
私には早春のツクシを見るといつも心に浮かぶ詩があるんです
ぽかぽかの暖かい日に
ツクシの坊やが目が覚めた
ツクシたれの子
スギナの子
土手に土そっと上げて
ツクシのぼうやがのぞいたら
外はそよそよ春の風
実はこの詩は私が小学校1年生の最後の授業でお習いした詩なんですよ。まもなく1年生を終わって春休み、新学期には2年生になる喜びいっぱいの心で先生と一緒に同級生みんなで何度も朗読したんですよ。
私の古里の小立岩の小学校でした。小さな茅葺きの校舎で同級生は私を含めて6人でした。先生は小学校高等科を優秀な成績で卒業されたばかりの代用教員の先生でした。今思うと今の高等学校1年の年頃のお兄さんのような明るくて親切で優しく楽しい先生でした、もう85年も昔のことですけども
春になってツクシを見るといつも同級生のことや先生のことが思い浮かんで懐かしくなるんですよ。
