これは作家早坂 暁さんの父上俳号壺中(こちゅう)さんの詠まれた句です。
この句を主題にしてNHKで毎週一回ずつ19回に渡って放映された連続ドラマ「花へんろ」は私の大好きな物語のひとつです。
四国松山近くの遍路道にある大きな商家「富屋勧商場」を舞台に大正12年(1923)の関東大震災から太平洋戦争が終わる昭和20年(1945)までの庶民の悲喜こもごもが桃井かおり主演、渥美清の語り、そして懐かしいたくさんの方々の名演技で演じられております。
私は1927年大正が昭和に変わって10日目の正月3日の生まれで、終戦の時は18歳でした。だからこの物語は私の生まれてから18歳までの思い出の数々と重なっているんです。ああそうか、そうだったなとしみじみと懐かしくそして心が打たれるのです。
昨日一ヶ月にわたって何回目かに楽しんだ「花へんろ」が見終わりました。まだ私は「昭和とはどんな眺めぞ花遍路」の物語の中にいるようなおかしな気持ちでいるんです。
古きよき時代がすべていいわけじゃないんですけど、私の寝室にはブラウン管のテレビと古い昔のビデオデッキがあって今でも生きております。ブラウン管の映像がやわらかく深みがある、なんてはいいませんけど86歳のじじいはこれで古い昔を楽しんでいるんです。
この句を主題にしてNHKで毎週一回ずつ19回に渡って放映された連続ドラマ「花へんろ」は私の大好きな物語のひとつです。
四国松山近くの遍路道にある大きな商家「富屋勧商場」を舞台に大正12年(1923)の関東大震災から太平洋戦争が終わる昭和20年(1945)までの庶民の悲喜こもごもが桃井かおり主演、渥美清の語り、そして懐かしいたくさんの方々の名演技で演じられております。
私は1927年大正が昭和に変わって10日目の正月3日の生まれで、終戦の時は18歳でした。だからこの物語は私の生まれてから18歳までの思い出の数々と重なっているんです。ああそうか、そうだったなとしみじみと懐かしくそして心が打たれるのです。
昨日一ヶ月にわたって何回目かに楽しんだ「花へんろ」が見終わりました。まだ私は「昭和とはどんな眺めぞ花遍路」の物語の中にいるようなおかしな気持ちでいるんです。
古きよき時代がすべていいわけじゃないんですけど、私の寝室にはブラウン管のテレビと古い昔のビデオデッキがあって今でも生きております。ブラウン管の映像がやわらかく深みがある、なんてはいいませんけど86歳のじじいはこれで古い昔を楽しんでいるんです。