のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

怒鳴りあい。

2006-06-19 21:26:52 | 娘の事・謎
更年期の始まりなのか、最近沸点が低くなっている私。
今日も、のんびり娘と怒鳴りあいになってしまいました。

発端は、「保健カード」。
2週間ほど前かな、学校から「チェックして戻すように」と持ち帰り、
その日のうちに記入を済ませて、ランドセルの中に突っ込んでおいたと記憶しているのに、「まだ出していないので、明日までに」と連絡帳に書いてありました。

「出したはずなんだけどな」と思う母。
でも、提出したかどうかは私にはわからないので、その辺りを確かめようとすると、
「2回持ち帰った。」という娘。
2回目は見ていないので、先生に直接電話して、
「いつ頃もって帰ったか」を聞いてみることにしました。
すると、
「1回しか持ち帰らせてないです。」
と、その1回目に出していないとのたもう。

件の保健カードは「学校」にあるのか、家庭にあるのか。
それが知りたいので、更に娘に詳しく話を聞くのですが、
なかなか話しがすすまないし、つじつまの合わないところを突っ込むと、
話しが変化していくし、、

こういう話の変化は、「嘘をついている」わけではないと思うのです。
私から色んな情報が入ってしまったことで、彼女が自分の記憶を修正していってしまった。そういう事だと思うのですが、本人が頑としてそれを認めないのが困ったところ。
最後には、「私を信じてくれないの」と、めそめそやり始めるものですから、
「だからぁ、泣いたからどうなるってもんじゃないでしょ!」
「時間の無駄だから、そんなことで泣くな!」と、どなりつけてしまいました。

『記憶違い』『記憶の修正』は誰でもがする事で、それは困ったことでは無いけれど、自分の話す内容がその都度違っていれば、その言葉に信頼は置けなくなるもんだという事をわかってもらうよう話したつもりだったんですけど、娘にはまだ高度だったかも。
結局、怒鳴りつけて終わってしまった感じです。

ただ、収獲はありました。
私に対する反撃が、だいぶ的を得たものになってきていて、
「それはそのとおりだわ。そこに関しては確かにママが悪かった。ごめんなさい。」といわざるを得ない場面もあったんです。

お友達同士では、ここまでやりあう事は難しいでしょうから、家でぎゃぁぎゃぁけんかするのも、ちょっとはいい面もあるかしらと、言い訳している鬼母です。

でも、玄関脇の窓あいていたのよね。
きっと外を行く人に私の怒鳴り声と、泣きながら反論する娘のわめき声、聞かれたわ。
恥ずかしいなぁ。



撃沈・・・だよね。

2006-06-17 15:05:57 | 進路の事
妄想を膨らませていった中高一貫校。
校門の前には進学塾のスタッフがチラシを持って集合していました。
賢そうなお子さんを連れた夫婦(ペアでくるのかい!)が何組もそこを通っていきます。

校内へ入り、お手伝いの子ども達から資料をもらって体育館へとすすみます。
結構早くいったので、始まるまでまだ1時間近くありました。
ずらっと並んだパイプ椅子に腰をかけ、資料に目を通すと、昨年の倍率が・・6倍だって。
まっ、倍率より奇跡が起こる可能性さ。
と、適性検査の内容を見ます。

     撃沈

だってね、完全な記述式なんだもの。
たった45分で、資料(文章)を読み、
そこから発想した、
「国際交流を進めるときの課題と解決策」を200字程度で。
更に、
この文章に出てくる発言と、自分の体験とを結びつけて、
「話し合いがうまく進まなくなった時に自分はどうするか」
を400字程度で書きなさい。

って、無理じゃん。

適性検査はもうひとパターンあるんですけど、それも
知識だけでは乗り切れない問題。(もちろん、知識も足りないけどね)

どう考えても、うちののんびりちゃんは、
時間内に問題を読み終えるのが精一杯とみました。
いくら運のいい娘とはいえ、答えを書かずに入学させてもらえるわけは無いわねぇ。

という事で、説明会の開始を待たず、学校を後にしました。


さて、まだまだ受験までは間があるという方に、もしかしたら役に立つかもしれない情報。
この学校は、特別入学枠というのを設けていました。
たった10人程度の非常に狭き門ではありますが、
囲碁、将棋、邦楽、邦舞などの分野で、人に秀でていれば入学が可能なようです。

こういう情報を仕入れておくと、習い事を選ぶ時にもいいかもしれませんね。

中学校、公開授業

2006-06-16 20:39:49 | 進路の事
このところ、あちこちで学校公開がおこなわれています。
のんびり娘を突っ込もうと思っている学校も、明日まで公開。
という事で、行って来ました。

今の私が気になっているのは、のんびり娘の居場所があるかどうか。
授業なんていうのは、板書さえしてれば時間は過ぎるのでいいのだけれど、
部活動とか、その他、気になる事がいろいろあります。
で、今日は6時間目から放課後にかけて見学しました。

職員室横の壁に小ぶりな黒板が3つ。学年ごとの連絡事項が白墨で書かれています。
更にその横には、それより少し大きめな黒板があって、生徒会活動(部活動)のについてのお知らせが一目でわかるように書かれています。
各教室の後ろにも、「明日の予定」の欄がでかでかと設けられていて、
教科の他に、学習内容もしっかり書き込まれていました。
正直、小学校よりずっとわかりやすかったです。

しかし、、、
先生が黒板に書く「字」。これが小学校とはかなり違うんです。
大人仕様とでもいいましょうか、ササッと崩したような字を書く先生が結構いますね。
うーん。のんびり娘、果たしてこの字を読み取って板書する事が出来るのでしょうか。
卒業までに、ママの悪筆で慣らしておかなくては。

授業は、少人数が多かったです。
そのせいか、どのクラスも子ども達チャンと授業に参加してましたけど、娘にとっていいのか悪いのか。そのあたりは、今後もいろいろ考えて判断していこうとおもいます。
放課後補充教室や土曜教室も行なわれているそうですが、今日は見られませんでした。

今日の狙いの部活動も、「漢検」があるという事で、何だか少なかったです。
そのかわり、「ふれあいタイム」という、外部の講師による茶道教室やビーズ教室が開かれていました。
部活動と違って、やりたい子がその都度申し込むという気楽さと、親でも先生でもない人間が結構学校に出入りしているというところは、いいかもって思いました。

それから、スクールカウンセラーなのかな。
「心の相談」をしてくれるみたいでした。
相談したい事がある人は、先生を通したり、直接申し込んだり、或いは備え付けの申込書を書いて、予約を取るんだそうです。

明日は、他の区の中高一貫校(公立です)を見てこようかと思います。
「受験」は無理だと思っているんですが、小学校を通して案内をいただいたので、
「わざわざ案内を寄越す」→「もしかすると生徒が少ない?」→「のんびり娘がもぐりこめるかも」→「入ったら高校卒業の権利まではゲット」→「社会にでるまでの猶予期間が延びるか」
なァんて、妄想がつぎつぎと・・。
こういう妄想は、しっかりした情報でちゃんと潰しておかないと、「もしあの時・・。」って、つまらない後悔をするかもしれないですからね。
後悔のないよう、色んな学校を見ておく事にします。




卒業文集って何のため?

2006-06-15 13:01:08 | 日本って・・。
仕事先から戻ってテレビをつけたら、
秋田県の小学校1年生殺人事件の容疑者の写真がうつった。
「容疑者の心の闇」を知るためと称して、高校の卒業文集が紹介されていた。
ひどかった。

彼女に対する寄せ書きには、
「あったら殺す」「二度と戻ってくるな」「永久追放」「秋田には帰ってくるな」・・・。
アンケートでは、
「仕事をすぐに辞めそうな人」第一位
「はやく墓場に入りそうな人」第一位

どうして、こんなものが「卒業文集」として印刷され後に残ってしまうのだろう。
何のための卒業文集なんだろう。

何年かたって、この文集を開き、こうしたページを見るとき、
(彼女は決して開かないと思うけど)
他の人たちは、幸せな思い出に浸れるのだろうか。
懐かしさに胸が一杯になるのだろうか。
彼女が、殺人の容疑者として浮かんだ事を、
「それ見ろ!」と笑ってまた文集を開くのだろうか。


子供は子供だ。
人生の経験を積んでいない分、ものの見方が狭いし、すぐに周りに迎合する。
その子供達に、社会で積んで来た色んな経験から、違う見方を提示して、
物の見方を広げ、自分なりの筋を持つ事を教えていくのが、大人の役割なんじゃないのかな。

こんな卒業文集を作らせて印刷を許した先生も、
子どもが持ち帰ってきた文集を問題とも思わなかった親も、
そして、今はきっと大人になって、少しは経験を摘み成長した彼女の同級生達も、
自分たちのした事は「とてつもなく恥ずかしいこと」なんだと思っていて欲しい。
間違っても、
「ほうら見ろ!」とは思うような情けない人間ではあってほしくないなぁ。


長さのはかり方

2006-06-13 13:37:10 | 2年算数
去年の2年生も,この単元に苦戦する子が多かったのですが、
今年の2年生も、只今大混乱中です。

目盛りの読み取り方も良くわからないうちに、
実際にものさしを使わせる事が、混乱に拍車をかけているようなので、
私としては、まずはプリントなど(教科書に、ものさしの絵の上に計るものが書いてある問題などがありますよ)で、目盛りの読み取り方、答えの書き方を
習得してから、ものさしの使用に入ることをお薦めします。

目盛りの読み取りの混乱の元は、「CM]と「MM」の混同です。
この二つを同時にどう扱っていいかがわからないんです。

時計の読み方が入ってるお子さんでしたら、
「時」と「分」の関係を思い出させてあげると良いと思います。
「cm」と「mm」も同じ用に考えるといいです。

初めのうちは、
cmとmmを離して書いておいて上げて、そこに数字を書き入れるようなスタイルで
何問も計る問題をすると、「答え方」が掴めます。
掴めたら、自分でcmやmmも書くようにしていきます。

さて、実際に目盛りを読むときですが、
cmを計る目盛りがどれなのかを毎回しっかり確認していきます。

ものさしにはいくつもの線が入っています。
mmの線のほかに、5mmごとにちょこっと長くかかれた線。
1cm毎の線。
一般的なものさしの場合、
1cmの線は、横に1本引かれた線のところまで届いています。
視覚に混乱が少ないお子さんには、「この線にくっついているのがcmの線ね」と教えます。
混乱が出てしまうお子さんには、いっそのこと、その線だけ色をつけるなど、印をつけちゃうことをお薦めします。

数える時は、必ず「0スタート」を強調します。
これをしておかないと、スタートを1としてしまう子がいるんです。
「スタートは0」これが大事です。
そして、これからの学習で楽ができるように、数える度に、
5mmの線や、5cmの印(大概点がついています)、10cmの印(派手な点です)に注目させ、5飛びで数えられる事を刷り込んでいきます。

cmで、いけるところまでいったら、数字を書き込みます。
「あと少しは、cmの目盛りで計れないから、チビ目盛りで読むよ!」
と、mmの目盛りを数えます。このときも0スタートです。
数えた数字を書き込んでおしまい。
何回か繰り返すと、パターンで掴んでくれます。

あと、「言葉」や「意味」の刷り込みのために、こんな声がけもします。
教科書にはcmとmmの長さを、書いてあるところがあります。
そのページを見せながら、
「これが、大きな目盛りでしょ。この長さが、1cm。
それが、○個あったんだから、○センチメートル。
こう書きます(と書いてあるところを見せる)。
cmで、ギリギリまで計ったら、あとはチビ目盛りを数えたね。
それは、どっちの目盛り?(指差させます)
そう。これはmmだね。
1mmが何個あった?「□個!」
そう。だから□mmだね。
○cmと、□mmをこうやってくっつけて書けばいいんだよね。

という感じです。

ちなみに、家で練習に使うものさしは、学校に持っていくものと同じにしてあげてください。目盛りの書き方が違っていると、せっかく覚えたものが役に立ちません。
プラスチックの定規は、教科書と違うのでお勧めできません。
教科書に載っているのとなるべく同じ竹のものさしを使う事で、
無用な混乱が避けられると思います。



k君、95点!

2006-06-12 14:28:49 | 先生方に②参考になれば
3年生のK君は、自閉スペクトラムのお子さんです。

この学年には他にも2人、はっきりした自閉傾向のお子さんがいますが、
一番「いたづらっこ」という感じがするのが、K君です。

授業がわからなくなると、あちこちに「悪魔君」の絵を書き始める。
手持ち無沙汰になると、ズボンの中に手を突っ込んでしまう。
隣の子が注意すると、つばをかける。

でも、字はよく読めるし、意味も取れる。
知的には、うちの娘よりかなり上だと私は踏んでいます。

去年は週に3回ずつ、算数の私と、国語のもう一人のTTがクラスに入っていました。
K君専用というのでは無いですが、それでも、ちょこっとづつ個別フォローができました。
今年は、算数が「小人数」制になり、私はクラスには入れなくなりました。
今のところ順番で回している少人数用の教室に彼がくるまではフォローの仕様がなかったんです。

先々週、ようやくやってきた彼のドリルを覗いてみると、案の定、
あちこち、「全然違う」事をやってます。
集団指導での説明は、まるきり入らないので、無理もないです。

授業の流れの隙を見て、過去の問題の見直し。
そして、3年生の大事な勉強『割り算』の中身に入ります。


「わける」は「わりざん」
というように、端的なキーワードで教えると、彼は良く覚えてくれます。
割り算は九九を使いますが、
どう使うのか、式を指差しながら教えます。

12÷3=
だったら、
「わるかず」の「3の段」を使います。
と指差しながら言って、
その後、
   さいちが さん
   さにが ろく
   さざんが く
   さんし じゅうに
あっ、12があったね。

さんし
(と言いながら、「さん」で割る数の3を指差し、「し」で=の右側に4を書かせます。
似たような問題で、どこの数字の九九を使って、どう答えを書くのかの刷り込みだけを繰り返し、他の子のところに移動。
というのが、2週間のパターンでした。

さて、今日。
担任の先生がおっしゃるには、
「九九表は見てもいいことにして(K君はまだ九九が良く入っていません。そのための特別ルールです)テストしたら、なんと95点だったのよ!少人数で見てもらってよかったわ。」って。

良かったねぇK君。
力が出せたK君のことも、そうして喜んでいる先生たち(他の先生たちもそれを聞いて一緒に喜んでっした)を見ているのもとても嬉しかったです。

ちなみに、この2週間、彼は課題に一生懸命取り組んでいて、
「悪魔君」の出番はありませんでしたよ。


おかえりなさい

2006-06-10 14:46:07 | 娘の事・謎
宿泊学習から、無事に帰ってきました。
相変わらず、皆の後ろにボー―っと立っているので、
「大丈夫だったかなぁ?」と不安になりましたが、
何とか、楽しく過ごせたようです。

解散式が終わると、真っ直ぐ私の方に来てしまうので、
「皆に挨拶は?」と促しました。
すると、班長だった女の子のところに近づいて、
「さよなら」。
相手の子が、ニッコリ笑って、
「バイバイ」って、小さく手を振ってくれました。

こういうのを見て、ようやくホッとする母です。

実は、この班長さん、翌日児童館でも会いました。
娘が自然に近づいていくところを見て、
「Tちゃんは、安心なんだなぁ」って思いました。


のんびり娘は、亀みたいなところがあります。
怖がりで、傷つきそうになると甲羅に首を引っ込めてしまう。
相手にそういう意識がなくても、「もしかすると」で、もう縮こまる。
乱暴な言葉、乱暴な動き、ただそれだけでびくっとする。

その娘が、自分から話し掛けていこうとするのだから、
Tちゃんは、きっと小動物の扱いのうまい、
ゆったりした子なんだろうなって思います。
娘が安心して首を伸ばせる相手。

そんな子ども達がきっと、まだまだいっぱいいるんだよね。
のんびり娘の世界は、これからドンドン広がっていく。
いろんな人に出会えますように。

宿泊学習(箱根)

2006-06-07 07:03:09 | 娘の事・謎
さてさて、今日からいよいよ2泊3日の「移動教室」。
「教室」というだけあって、「自然」「歴史」「地形」「生き物」「工場見学」「クラフトつくり」「俳句つくり」等等、
なんだか、お勉強満載です。

個人面談の折、先生から、
「俳句つくりとか、学習発表会など、苦手そうなところがたくさんあるので、お手伝いお願いします。」と言われています。(ありがたいことです)
そこで、鬼母はついつい張り切りすぎました。

「聞いた事を要約して、その場でメモを取る」
という、娘が最も苦手とする分野の手助けになればと、
すべてのジャンルに関して、
ネット情報を駆使して調べ上げ、
現地での様子、当日のガイドさんのコメントも想定して、
娘が読んで理解でき、自分の言葉に直せるレベルの
「アンチョコ」を作り上げました。

「娘がわかるレベルの言葉」にするのって、かなり難しいです。
自分に知識が入っていないと、難しい言葉のままになっちゃう。
だから、かなり必死で情報集め、毎晩遅くまで読み込みました。

子供の頃(というか、ずっと)、学習としての歴史や生物、地学などには何の興味もなかった私。
共通一次試験(私たちの世代はセンター試験じゃないんですよ)でも、「倫社」「政経」を選ぶなど、嫌いな「歴史」からはとことん逃げてきたのに、こんなところで「お勉強」をさせられるとは・・・人生って面倒なもんです。



あかん。

2006-06-05 11:31:32 | 先生方に③ 親の思い 
先生との相性が悪いのは、娘ではなくて私かも。

どうも、このところ私の沸点が下がってます。
上の娘ののんびりにイライラ。
下の娘のやんちゃにカリカリ。

確かにキツイ鬼母ではありますけれど、
このところの精神状態はなんだかちょっと・・・です。

なんでだろう?
っておもうと、「焦り」なんですね。
例えば、テストにしたって、
「もっといい点が取れるんだ。とらせてちゃんとわからせたい。」
そんな気持ちが私の中に生まれてます。
行動にしたって、
「いつもゆっくり、のんびりして、他の子達のお世話になってばかりだと、
そのうち皆からはじかれる。」
そういう風に焦ってます。

こういう「焦り」がいつから生まれているかというと、
やっぱり、宿泊学習を巡る1連の出来事と、それに続く個人面談。
さらに、その後の先生との電話の辺りから。

うーーん、結局先生の考え方に振り回されてしまっている?
娘のいいとこ見せたくて、焦ってる?

焦って、怒鳴って、シワが増えて。
いい事ないよ。
気をつけてクールダウンしていかなくちゃ。