宿題軽減

テスト直しとテスト準備が重なって、キューキューの毎日。英語の直しには10時間、理科の直しには5時間はかかるのに、提出期限は目前。理科は1,2年生の復習が主だった実力テストの7割までは中間の役には立ちません。中間テストまではあと1週間少し。このまテスト直しにおわれると、時間さえかければ点数に繋げられる「暗記物」の分野まで全滅しそう。
なにより、どう考えても提出期限に無理があると判断して、窮状を素直に担任の先生に訴えました。
娘の学校には、毎日提出、返却される連絡帳のようなものがありますので、こういう時に気楽にお手紙できて助かります。

でも、返ってきた答えは…

「テスト直しが中間の学習になっている面もありますので、大変でしょうが頑張ってください。」

見直しが有効なことも、頑張った方が良いことも十分承知。ただ、どうやっても時間が足りないという事へのアドバイスはいただけなくて…。
で、土曜日提出の英語の直しを前日夜11時過ぎまで頑張って、それでも終わらなかったので、翌土曜日は体調を理由に休ませました。足りない時間を作るには、それしか方法がないんですもん。
宿題を間に合わせるために、適当にレポートつくる事も可能ではありますけど、それではなんの復習にもならない。
ちゃんと見直していけば10時間は必要だけど、物理的にそんな時間は生み出せない。
なので相談したお返事が「大変ですけど頑張って」だったら、こうするしかないわよねぇ。

で、土曜日も朝から二人三脚でお勉強。午後からは、私が中学校の保護者会に出なければならないので、休みなしで3時間英語漬け。
私が出かけた後に彼女が取り組む課題も残して、中学校に向かいました。

するとね、担任の先生がやってきて、
「お母さん、お母さんの苦悩が伝わってきました。」
って。
そうよ。ひとの3倍かかるものは鬼母何とか時間を作って頑張ります。5倍位ならはしょる所を探して何とかします。でも10倍はねぇ…家庭の力ではどうにもならないから苦悩するのですわ。

そこで先生から、「理科1は速度の計算が中間でもでるので、そこだけは頑張って、あとは私から理科の先生に話して提出期限延ばしてもらいましょう。」そう。その一言がいただきたかったのです。これで5時間は浮きました。ラッキー！
「英語は、中間テストで出る部分もありますので、そこを中心にしてもらって・・」
「いえ、英語はたぶん終われますが、あの子は新しい事を学ぶと前のと混ざっちゃったりしますので・・」
「そうですね。だからここはやっておいたほうがいいというところを英語の先生から教えてもらって少し絞るようにしましょう。」
いやぁ。ありがたやありがたやです。
この中学校は先生同士の連携が非常にいいし、生徒一人一人を良く掴んでくれているので
こういう時にすごく助かります。

そしてもう一つ嬉しいこと。今年の担任は一年時と同じ国語の先生ですが、
「力つきましたねぇ。国語の記述問題、文末の始末など、まとめ方ができなくて点数にはならなかったけど、ちゃんと取り組んで、中身は良いところまで行ってますよ。」
「そうですよね。前はかすりもしなかったですもんね。」
「ほんと。かするとこまできましたよぉ。」
と、こういう会話ができるのが本当に嬉しい。
点数だけ見ていたら見えないことを、普段の頑張りも含めてちゃんと見てくれる。
そして、親と同じ様に、その子の成長を喜んでくれる。
いい先生、いい学校にめぐり合えたのんびり娘はやっぱり運のいい子なのでしょう。

さて、今は「テレビタイム」ののんびり娘。
この番組が終わったら、数学のお直しが待ってるぞ！
計算問題だけは何とか6割狙うからね！！