のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

□をもとめる 1

2007-01-16 21:56:48 | 6年算数
四角を求める方法は、小学校では基本的に教えません。
方程式をとくのは、中学校になってからの課題のようです。

ただ、こんなやり方はときどき教えてもらいます。
「小さい数に置き換えて考える方法。」
例えば、
386÷□=193
という式で、どうやったら□が求められるのかわからない場合には、
同じ形で数字をわかりやすいものに変えた式を書いて見ます。
6÷2=3
で、この場合□の位置にあるのは2ですから、
他の二つの数字(6と3ですね)から2を求めるためには、
6÷3という事が浮かびます。
最初の式で、6の位置にあるのは386、3の位置にあるのは193ですから、
□求める式は
386÷193
という事がわかるというわけです。

皆さんのお宅のお子さんは、これですんなり出来るようになるでしょうか?
うちののんびりちゃんは、この方法では苦戦しました。

「簡単な数」といっても、4÷2=2なんていうのを使いますと、
同じ数に惑わされて、もとめる式が作れません。

いろんな場面で、目的にかなう「簡単な式」を思いつくのが難しく、
更にそれをどう応用するのか思い出すのが難しく・・・
つまり、このやり方では無理っていう事です。

で、私が中学で使っていた「=の向こうに放り出す」
というやり方を、比較的早い段階で教えました。

□+44=100だったら、
知りたいのは□なんだから、44が邪魔。
44を=の向こうに放り出す。
ここで、ルール。
「放り出すときには前の記号を反対にする。」
44の前の記号は+なので、反対は-。
だから
□=100-44

これで何とかと思ったのですが、
「反対」という言葉に引っかかり、
放り出したものを先に持ってきて、
□=44-100(さすがに、数の大小を見てこれはおかしいと気付きますが・・)
としてしまったり、すんなりとはいきませんでした。

受験を契機に、このままではいけないと方針を転換。
理屈がしっかりと理解できるやりかたに変えていきました。




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