旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

川原湯温泉

2011年10月27日 | 温泉

     川原湯温泉
                     とまりぎ
 温泉街へ入って、まず川原湯神社へ行く。
 源泉のうちの新源泉が出ていて、熱めの足湯がある。
 社殿は新しく、建替えてから10年しか経っていないようだ。
                
 雲がたなびいて、目線の高さが白い上に山が見える。

                   
  本日の宿、山木星(やまきぼし)へ入るところで、ひとりが滑った。
 大事にならなくでよかった。

 温泉は源泉かけ流しだから、24時間入ることができる。
 上って、夕方6時からの夕食。
 渓谷歩きのあとの温泉で、ビールがことのほか美味い。
 麦焼酎を頼んでおいたのだが、出てきたのは米焼酎。
 まあ、細かいことは言わないことにしておこう。
           
 このほかにビーフシチューやグラタン、蕎麦に炊き込みご飯が出て満腹。

             
 翌朝、窓から例の橋が、しっかりと見える。

                   
 
 宿の入口から見上げると、八ツ場ダムができあがると水面がここ、という標識がある。
 わずかの高さだが、ここは水面下になってしまうのだ。
             
 この風景を二度と見る機会はないかもしれない。

                     
 川原湯温泉駅まで車で送ってもらって、駅の橋の上から見た山。

 ダムができるからと言われて、なかなかできない。
 待っていた住民は用意された新しい土地へ移らずに、子供の住む別の土地へ移ってしまった。
 温泉宿は移るに移れず、もうすぐだと言われ続け、新築・改築もしないまま年月が過ぎていく。
 ダムができることになって早く上の土地へ移らなければ、川原湯温泉は衰退の一途だ。
           

コメント
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