等々力不動尊
とまりぎ
東急大井町線等々力駅から環八を越えたところに、等々力不動尊がある。
駅前には商店街があって、人通りもけっこう多い。
山門を入って、境内には大きな銀杏の木からギンナンが落ちている。
そのギンナンを拾っている人が、その日の落ちた分はほとんど綺麗にしてしまった。
多分、翌日にはまた落ちているのだろう。
正式には等々力駅の北側にある、満願寺という真言宗智山派の寺の別院とのこと。
ここも世田谷城主の吉良氏と縁があるようだ。
寺の下の矢沢川が等々力渓谷として流れている側には、不動の滝があり修行の場になっている。
境内の南側に舞台があって、下には庭園がある。
庭園へ降りる緩やかな階段。
あまり手を入れていないので、自然庭園になっている。
階段の途中から見上げると、本道脇の増築された建物が見える。
ここへ小学生のときに夏休みに来て、井戸の水を飲んだからかどうか分からないが、帰ってから家で腹が痛くなったことがあったが、一時のことで治まった。
近所の数人で来たのだが、ここまでどこをどう来たのかまるで覚えていない。