いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

1日2ドルの収入で金融活動に参加・・・グラミーン銀行の例から

2015-11-19 07:43:36 | ファイナンス研究会

いわき市生涯学習プラザに飾られていました生け花です。
豪華な感じが出ています。


鮮やかです。

ファイナンス研究会151回目の講座です。
今回2回目の講義として
教養としての経済学・・・生き抜く力を培うために 
一橋大学経済学部編を学びました。

昨日すべて載せられませんでしたので、
新しいテーマを載せてみました。

1. どうして貧困なのか?
制度設計の問題としてとらえよう

1)マイクロクレジット
    ・・・バングラデッシュのグラミーン銀行で成功した小口金融制度

適切な制度設計の成功例
担保なしで高い返済意欲を持つ動機付けを与えた。

①連帯保証によるグループの借入制度
②借り入れ後のメンバー相互間での監視等で。

2)マイクロファイナンスへと進化

貧困層の新しい金融ニーズの発掘へ
   ↓
マイクロクレジットからマイクロファイナンスへ拡張

①    事業資金だけでなく消費目的の支出もOK

②    強制貯蓄から一般的普通預金へ

③    既存貸し出し終了前に再借り入れが可能に

④    貯蓄を目的とする長期拘束預金が始められた
などの新しいサービスが始められた。
そうした取り組みから
現在では3つのサービスが期待されていると

☆日々のキャッシュフロー

☆長期的な貯蓄支援

☆日々のキャッシュフロー管理よりも規模の大きなまとまった資金が
 
将来必要となる事態に備えた」自由な借り入れの提供
  =保険サービスの機能

で成功したと。

 金融市場にアクセスできなかった
政府プログラムの貸し出し失敗を乗り越えて成功した。

1日の収入が2ドル以下の貧困層が
フォーマル金融活動に参加することは
以前には考えられないし、
ビジネスが成り立つとも考えられなかったが
マイクロファイナンスの成功で
制度を適切に設計すれば
貧困層を対象とするビジネスが成立し

貧困層にとっても金融活動に参加できる例を実証したと。

永倉先生ありがとうございました。
これからのが楽しみです。

日めくりカレンダーより

☆感謝して
 感謝される人で終わりたい
   匿名希望の方

老後は
針と糸を持って
小物作りのボランティアに励み、
すべての方に感謝して日々を送っている方の一言です。

こうありたい。

昨日の雨も終了し
太陽が昇る日になりました。

これから
飯村直美料理教室へ。
今回の料理は?

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする