昨日の
飯村直美料理教室のメニューでした。
和気あいあい
おいしくいただきました。
原子力損害賠償の現状といわき市民への影響
今回135回目の講座になります。
講師は
高橋直也先生(弁護士・福島県金融広報委員会アドバイザー)でした。
第1 原子力損害賠償の現状
1)避難生活等による精神的損害
2)就労不能損害・・・給与者
☆平成26年2月→「特別の努力(月額50万円まで非課税)」適用アリ
☆平成26年3月~平成27年2月→「特別の努力」適用ナシ
3)個人事業主の営業損害
☆避難指示等にかかる賠償額・・・「粗利」を中心に
=基準年度の粗利+原価中の固定費-(販売費・一般管理費中の変動費)
4)生命・身体的損害
☆通院慰謝料
☆通院交通費
5)旧警戒区域内の車両の賠償
☆賠償額=震災時における中古市場において
同種同等の自動車を取得す る場合の費用
6)家財の賠償
☆世帯構成に応じて定額賠償(持家・アパートに住んでいたか変わらず)
(例:帰還困難区域内で大人4人の複数人世帯=7、150、000円)
7)個人事業主の償却及び棚卸資産の賠償
☆「税務万能主義」「帳簿万能主義」
8)移住を余儀なくされたことによる精神的損害
☆帰還困難区域及び大熊町、双葉町に居住していた者一人当たり700万
9)宅地・建物・借地権・田畑の賠償(不動産)
☆賠償額=時価相当額×避難指示期間割合(n/72か月)×持分割合
☆宅地の時価相当額=固定資産税評価額×1.43・・・・平成25年度から始まっている
☆建物の時価賠償額=固定資産評価額×建築物係数
・・・平成25年度から始まっている
10)住宅確保に係る被害・・・・・追加の賠償
☆対象者
①帰還困難区域等の対象者
②移住することが合理的と認められるもの(居住制限区域及び避難指示解除準備区域)
例:子供がいる世帯、治療・介護等を受けている者、事業再開や
就労の見通したたないもの
③帰還するもの
第2いわき市民への影響
1)不動産価格の高騰及び宅地供給の不足・・ディスカッションも含めて
☆公示価格の上昇(いわき市は10%以上上昇)
☆路線価の上昇(福島県は22年ぶり上昇
2)賠償額に個人差があることに起因する
避難者といわき市民との軋轢
3)原発事故自体に起因する避難者といわき市民との軋轢
①道路の混雑、交通事故の増加
②医療免除に伴う医療機関の混雑
③税負担免除に伴う不公平感
4)その他
時間の関係上語りつくせないが
今後も学習していく予定です。
高橋先生
なかなかわからない問題を
上記のテーマに分けてわかりやすく説明いただきありがとうございました。
昨日の雪の影響による
交通渋滞は大変でした。
坂道は特に大変。
日めくりカレンダーより
☆人のいいところを見てるから
いい人たちの中で
仕事ができるんだね
愛知県 兼業主婦の方
退職した先輩の言葉。
気持ち良い職場の雰囲気は
仕事に影響する!!
学習が忙しく
なかなかパソコンにむかえない。