名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS2-7 後手石田流(2)

2023-12-24 | 基本定跡の研究

先手にはもう一つの手段があります。

ここで25歩32飛68玉

62玉には22角成同銀65角

昨日見た56歩もですが、34角と打つ手を消しているのが、68玉なのでした。36歩同歩55角77桂

昨日の56歩ならば55角と打たれる手も消していました。28角成同銀36飛

これはうっかりしていると38飛打があります。37銀32飛43角成27飛

この時の受けも間違えるとひどい目にあいますが、39金37飛上成同桂同飛成

38飛と打つ受けもあります。38歩31竜ならば65角

32銀打のほうが難しいですが、54銀の両取りを選ぶと、同角同歩82飛

82同銀は53銀72玉61馬同玉62金で詰んでしまいます。72銀でも81飛成ですし (81同銀53銀72玉61馬) 、72角打には31馬

これが詰めろです。という作ったような手順が佐藤康光先生の本に書かれています。

さてAIに聞いてみると、

この図では52玉が最善だと。83角成36飛と進んで

61馬同玉46金があって

後手の応手もいろいろあるのですが、46同飛同歩46角37歩52玉

この図の評価値は+187、先手ペースですが、角飛の交換だけです。好んで踏み込むものでもないかというくらい。

なので昨日調べた56歩のほうが優りそうです。後手の石田流は指されないという理由でした。


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