美山たそがれメール

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雪囲い

2019年12月16日 | 日記
今朝は寒かった。田んぼも畑も路面も真っ白な霜で
おおわれていた。10時過ぎにやっと太陽がでてきて
暖かくなった。裏の山の木々達もすっかり裸木になり
寒そうに見える。早春咲く梅の枝先には小さな蕾が
見えているが。南天は紅い実をいっぱいつけて元気だ。
この実もそのうちに烏に啄まれるかもしれない。

夫が雪囲いを作る作業に入った。朝の9時からかかって
いるが大きな茅葺きの家はそう簡単にできない。
雪から家を守るためのものだが、雪かこいに囲まれると
家の中が暖かくなる。支柱を何本立ているのだろう?
そこにそってトタンを立てていく。以前は色んなトタンを
合わせていたが今は白の透明トタンを使う。できるだけ
明るくするためだ。民宿をしているので都会から来られた
お客さんはまず寒さに驚かれる。台湾の子供たちは寒いと
いいながら、トレーナーぐらいしか着ていない。彼らに
少しでも暖かくしてもらうために、雪囲いをしてストーブを
点け、エアコンをかける。冬のお客さには気をつかう。

空き家が目立つこの集落でも雪囲いだけは作りに
帰って来る。家を守る作業でもある。これから
本格的な冬になるのだ。

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