美山たそがれメール

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茅葺きの里は私の実家

2016年11月28日 | 日記
昨夜から泊のデンマーク人のカップルを送って茅葺きの里へ行く。実家はこの村の真ん中にある。私が小さい頃は迷路のような所に茅葺きの家が集まっていた。住んでいる私たちはなんの関心もなかったが、今では日本の原風景の村として脚光を浴び始めたのだ。弟が数年前から小さなカフエを始めた。本職は鶏を飼っている。卵を使ったプリンも作っている。「美卵」と名付けた。この茅葺きの里は台湾、中国から多くの観光客が訪れる。

私は91歳になる母を見に寄った。彼女は元気であるが足がまた弱っていた。耳も遠くなり私との会話も十分に成り立たないが、ときたま寄ると喜ぶ。60歳で亡くなった父の仏壇に参る。いつもならお花が入りきれいな仏壇も殺風景になっていた。もうそこまで神経が回らなく自分の身の周りを構うことだけになっているようだ。

少し話をしてカフエに寄ると、家のお客さんが来ていた。コーヒーを飲みながら少し話してから帰路に着いた。一日中雨が降り続き寒かった。