ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
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三大欲求

2023-12-15 23:56:09 | Health
人間の三大欲求は、

睡眠欲
食欲
性欲

であり、睡眠欲が一番強く、次いで食欲、性欲となっているそうです。

地球上の動物の三大欲求とも言えるのではないか。
ほとんど眠らない動物もいるようだけど。

本来は呼吸欲があるとは思う。
ほとんどの場合、空気が無い状況は考えられないけれど、数分も酸素が欠乏すれば一気に死に直面する。

快適温度欲とかもあると思う。

基本的に、死んでしまうので、生存環境を維持することは最優先ではある。

そういった意味で、食欲は非常に重要。

それよりも睡眠欲求が強いらしい。
睡眠は植物化しているという説がある。

植物は基本的に動かない。
激しく動く状況は、組織の破壊を伴う。
決定的破損でなければ、修復することができる。

動物は動く。
動くために植物よりエネルギーが必要になる。
植物は基本的には根と光合成によって得られるエネルギーで成長エネルギーを得る。
動物は食料エネルギーを自分で移動することによって確保できる。
動けば、何らかの形で肉体を損傷する。
筋肉痛は破断した筋繊維の回復時に起こる
自らの肉体の損傷箇所を治すために、湿布や薬が処方される。

その植物的回復の動物バージョンが、睡眠だという説があって、その説明は非常に腑に落ちた。


性欲はまた違い、それは種の保存に該当する。
種の維持は、生物としての本能だと考えれば当たり前の欲求ではある。

キス・接吻は相手の遺伝子の確認のためとする説があるがどうだろう。
最も自分が納得できる説は、「口移しで食料を与える」行動からきた説。

幼い頃は、歯もなく咀嚼能力がない。
親が食べ物をある程度咀嚼して、嬰児に対して口移しする。
これが気持ちいいという快楽性を持っていないと、生物として生きられない。
尤も現代は、衛生面や虫歯菌の伝達などを気にして、口移しは嫌がる傾向にあると思う。

この中で特に性欲を満たす部分は、恥ずかしい秘め事として、取り扱われる。
特に日本では顕著で、AVではいわゆるモザイク処理が施されているわけだが、日本以外では面倒なだけなのでそんなことはしない。

性欲を満たすことは、死ぬリスクも伴う。
最も可能性が高いのは、胎児の死産、母親が出産後死亡。

出産で新生児は生き残っても、母親は生死を問われない場合がある。
死ぬより価値があるため、中世ヨーロッパでは、妊娠女性の死刑は免除された。

性交はリスクが多く、病気感染の可能性もあるし、見知らぬ美人が美人局(つつもたせ)であって、経済的・生命的危機により人生破滅する可能性もある。

性交は、成長していて、男性ならある程度生活基盤が盤石化して、女性は肉体が出産に耐えられるぐらい成長している必要がある。

性欲は結構強く、古代中国では生殖能力を失った男性宦官として働いても、後に結婚した例がある。

犬猫は去勢が推奨されている。繁殖の問題もあるが、気性を安定化させる効果も大きい。

性欲を満たすためなら、人であれば他者など他の個体を殺す場合があるぐらい、強力な衝動を引き起こすが、これが理性でコントロールできないレベルになると、人はパニックになる。

理性外で起こる本能的欲求の暴走をコントロールできない場合、自死する人もいる。
それが男女ペアで起こると、「心中」となる。

性欲は生物種としての将来投資であり、睡眠は継続した生活のための回復だし、食欲は活動エネルギー摂取の為に必要。

欲求を満たした後、次に成果が出る期間の長さは、以下の順番で、短期から永年になる。

食欲
睡眠欲
性欲

満たされないと死ぬ可能性も、一般認識としては同順と思われる。

冒頭の調査では、

睡眠欲
食欲
性欲

の順であり、睡眠を優先させる本能は、そちらのほうが実は、生命の危険が強いのかもしれない。
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