ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

勉強しよう

2024-02-25 23:31:50 | 日記
知らないことが多い。

勉強しよう。
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好き嫌いの話

2024-02-21 00:21:13 | 日記
人を道具として使う人がいる。

かつての欧州の君主政治でも行われていたし、いわゆる大衆を扱う政治家や事業家もそう考える。

経済学の基本でもある。

マクロ経済や行動経済学の観点は、大衆の挙動をモデル化して考える方法を扱う。

よく売れるものを作って売ろうと思えば、その考え方にもなる。

人材派遣や人材紹介など、そのような人を扱うビジネスのアウトソーシングされた汚れ仕事の最たるものだ。


単純に個人的に好きではない。

好きではないのだが、やらなければならないのが辛いところ。


人にはそれぞれ別の価値観や行動原理がある。

自分自身は、どちらかといえばその価値観の端の方に位置する。

つまり、一般のカテゴリに入らない。
一般的な行動原理に当てはまらない。
モデル化しにくい立場にいる。

それを羨ましいと思う人もいるけれど、当人にとっては非常に困難な道にいる。
説明が難しいので、簡単に誰とも相談できる状況ではないので。


とはいえ、大局を見通して判断する必要が出てくると、多くの人をマクロに見て最適値を見つけ出す必要がある。

それが苦痛でね。

個別の課題に向かい合う必要があるにも関わらず、一般化したモデルとして考える必要がある。

それでも既にやっているといえばやっているわけなのだけど。

一般化した人の行動原理のカスタマイズはよくやっているとは思う。

アダム・スミスの神の見えざる手理論や、ケインズの経済学は、非常によく現実の経済をシミュレートする。
そのあたり知っていて活用すれば、自分や社会がどの様に変化していくか見通すことが可能になる。

メリットもあればデメリットもある。
そのあたりが個人的な立ち入りを拒んでいるのか。
勉強はやりますけれどね。

そのあたりに賢(さか)しくないと、年上の人には好かれるんですけれどね。
年上の人は、そのあたりの駆け引きにうんざりしているのかなと思ったりする。

眼の前の物事に一喜一憂している方が、可愛げがあったりするもんだし。


どうでもいいことに腹を立てて、眠れなくなって日常生活に支障をきたすのにはウンザリするけれど。

その感情の起伏を薬物でコントロールする手もあるけれど、それを感じ取れることが人として、生き物としての感覚を保っていられるとも思う。


半世紀生きて、大人になることが嫌になったりする。
そのあたりの能力も求められるようになってくるのが大人の役割でもあるので、子どものままではいられない。


一生学ぶ必要があるということですよ。
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派遣制度

2024-02-16 08:23:16 | Office
約25年前、入社1年経った私の開発の仕事に、派遣社員の方が就いた。

当時私が28歳程度。
チームとしては2人の増員ということで、50歳近い方が別の仕事に1人。私の仕事には私より若い人が1人就いた。

当時私の開発製品は、親会社の開発した新構造のステッピングモータを、市場の要求に適応して、量産できるようにするということだった。

問題はロットごとに、つまり組み立てるたびに変わるモータ特性だった。
物によって、トルク特性が変わるし、回転時の騒音も変わる。
これが保証できないと、量産できない。

私が着目した問題は2つ。

・回転時の騒音は、同じパルスを与えても回転角が均一ではないから起こると仮定。回転角を正確に測る必要がある。
・トルクが出ないのは、コギングトルクが大きすぎるからと仮定。永久磁石の表面着磁磁界が、モータヨークで短絡して固着してしまう。

導かれた仮説は、
・特性のばらつきは、厳しすぎる部品精度であり、磁気回路の抵抗を上げて損失を増やすことにより、回転精度を上げて騒音を減らすことができる。

部品精度を上げるのではなく、部品精度を下げることによって回転精度を上げる。通常の考え方とは逆の発想で問題を解決した。
逆の発想といえば聞こえがいいが、加工現場との交渉でこれ以上の加工精度向上は無理だし、加工精度を上げれば部品単価も上がる。開発日程も間に合わない。結局はそうするしかなかったのが現実だった。

実際にそうしたところ、モータ特性は向上して量産に目処をつけることができた。


モータが非常に小さいことと、トルクが小さいため、回転角を正確に測る事は難しかった。少しの負荷で回転角は変わる。
そこで会議室にあったOHP(オーバーヘッドプロジェクタ)で、プーリにピンを刺して回転を影として拡大した。
モータにステップパルスを与えて回転させ、壁に貼った模造紙にピンの位置をペンで打っていった。
結果、
・回転精度が良く、騒音が少なく、トルク特性も高いモータは、回転角の精度が高い
・回転精度が悪く、騒音が大きく、トルク特性が低いモータは、回転角の精度が低い
ことが定量的に確認できた。

モータヨークは純鉄で磁気抵抗が低い。
ピンセットでつついたら簡単に変形するぐらい柔らかい。
ところがこの部品は、数百万円の金型で粉末焼結冶金という手法で作られており、簡単に設計変更できない。

私はこのモータヨークを仮説とともにニッパで切り落として組んだところ、回転精度も上がり、トルクも上がり、騒音も減った上に、ロットごとの特性変化も減った。

結局この形状で量産することになった。

これらの検証作業や加工工場との交渉、図面作成、騒音測定、工場加工区調整、営業活動、広報活動、内部進捗管理、開発日程管理、データベースシステム導入、電磁場解析シミュレーション、2次元CADから3次元CADへの変更、組合活動を1人でやっていて、まぁ、その作業を分担するために派遣の人があてがわれていたのだけれど、簡単に伝授できることはなかった。

上記OHPの拡大作業に付き合ってもらったり、図面の改良、モータの試作などやることはたくさんあったが、直感でやっていた作業が多かったので簡単に伝授できないし指示もできない。
それでもよくやってくれていたなと思うのは、私のメンタル面のサポートはしてもらった。これは助かったと思う。

とはいえ、その仕事は1年半で辞めた。
30代現役社員が5人ほどで引き継いだが、引き継げなかった。
当然といえば当然か。
あまりに革新的な仕事をしすぎていたのだ。


結局20年ほど正社員としての開発業務を続けたが、辞めて自営したがそれはうまくいかなかった。
生活のために派遣を始めたが、大きな疑問にぶち当たることにある。

派遣の待遇がおかしい。

正社員時代から、派遣の人のほうがよっぽどまともに仕事をしているという例はたくさんあった。
なぜこの人たちを正式に雇わないのか?
無駄に会社に巣食う永続雇用の正社員より、よっぽどストイックに学んでいる。

人マネジメントの違い?
教育担当の委員となって、CAD研修の全員メールを送ったところ、まっさきに知り合いの派遣の方から連絡があった。
教育予算についてマネージャーに確認しに行ったところ、
「派遣は道具だ」
と驚きの答えが帰ってきた。
人材教育費用を捻出するに値しないということ。

いやね、結局率先してやる気のある人が研修受けたほうがいいのよ。
のんべんダラダラと過ごしている人に発破かけて無理やり研修なんかさせて勉強やらせたって無駄。
そんなのは大学の授業を見ればわかる。
本当に能力があるんだったら、派遣なんて枠に抑えないで正式に雇用すればいいのよ。
何が悪いの?


現在の結論は、派遣法に制定されている雇用概念と、現場での差別概念が完全乖離しているという事実。

この辺り、説明が難しいので、別途まとめようと思う。
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勝負師じゃない

2024-02-15 08:09:44 | 日記
完全に勝ち状態。

続ければ、利益最大状態。

そんなときは降ります。

勝負師の考え方じゃないなと思う。


誰かが勝っている状態は、誰かが負けている状態でもある。

勝ち過ぎはいけないなと、ブレーキをかけてしまう。

それで逃したチャンスも多いよなぁ。

もっと自分中心に生きてもよいのかなと思っています。
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SNSコメント

2024-02-14 08:52:27 | Technics
最近SNSにコメントすることはない。
ブログのコメント機能も停止している。

コメントしていいことはそんなにない。

自分が考える有用な情報を述べたとして、やっかまれる。

かつてのTwitterで、明らかにマウントを取ろうとする人がいた。

自動車開発企業で燃料電池自動車開発を行っていたのだが、まさかそんな仕事をしているとは思わなかった人が、自動車技術論争を仕掛けてきた。

かわいそうに敗退することになる。マウント取りたかったはずが、返り討ちにしてしまった。

そんなことをやって気持ちが良いわけではない。

間違った現実や理論を訂正する必要があるので、その点を丁寧に説明した。
Twitterの少ない文字数では、すべてを伝えることはできない。
複数の背景事情を踏まえて説明するとなると、複数の連投が必要になる。
大抵待てずにまた間違った結論を導く。

マウントを取りたいわけではない。
世の中や人の見方を自分なりに模索して、噛み砕いてモノにしていく。

コントロールする術を導き出す。

人によってはこれが「マウントされた」と映る。

厄介なので、他人に絡まないことにした。


YouTubeでコメントすることある。
それはするとしても、現在数ヶ月に一回ぐらいだ。

下手に絡むと反撃がある。
細心の注意を払ってコメントする。

自動車関連の専門知識は、自分では高いと思っていなかったけれど、一般に比べてかなり高い。
それなりの高等教育も受けている。

基本的にROMオンリーです。

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