ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

知識と技能

2021-07-31 12:37:57 | Human

技能は実学と言ってもいい。

 

ある日東京大学の学園祭に行った。

 

私は日本大学の漫画研究会所属であったので、東大の漫画研究会に興味があって行くことにした。

 

まぁ、閑散としていましたね。

 

似顔絵を描いてもらいました。

 

 

今でもあるかわからないけれど、日大の漫画研究会では、年2回、芸術学部以外のほぼ全学部が集まって全員の作品を批評する、「批評会」があって、プロ漫画家のアシスタントをしている人がいたりして、絵も構成も内容も、めちゃくちゃレベルが高かったのですよ。

 

一目見て、「すげえ!」となるレベル。

 

実際にプロ漫画家になる人もいて。

 

 

ところが東大にはそれがなかった。

 

 

知識と技能の違いだと思いました。

 

知識は100点を得られるのですよ。

ペーパーテストなんか、基本的には100点を取れるもの。

(実学的には、テスト出題者がそもそも間違っていれば100点を取ることは不可能ですが)

 

同様に数学も人が作ったルールなので、100%や100点というものが存在する。

(実学的には、複雑な構造体の有限要素法は解が出なかったりしますが)

 

実学や技能には、100点は存在しない。

 

完璧を目指すけれど、完璧に近くなるほど問題が発生して、どんどん完璧から遠くなっていく。

 

追いかければ追いかけるほど遠くなる蜃気楼みたいなもので。

 

でも答えがないと知りつつも、その完璧を求めるために知識を得ていたわけです。

 

 

知識は図書館に行けば、基本的に無料で得ることができる。

 

技能は実際のモノを相手にするので、入手するのにもとんでもなくコストがかかる。

(そのためには知識も必要だったわけですが)

 

東京大学推薦を得たけれど、断りました。

 

日大で100点を取って首席になって推薦は得られても、東大ではそうはいかないことはわかる。

 

日大でも特待生になれば授業料免除は得られる。

(高い入学金は存在するけど)

 

喫緊の問題としては、引越すための資金がなかった。

 

完全に親とは連絡を取らず離れていて、自立しなければいけなかったためでもある。

 

それに付け加えるならば、学園祭での漫画研究会に落胆したこともある。

 

東大では技能を得られない。

 

 

東大でも技能を高めるために知識を得ようとする人はいますけれど。

 

それはどこでも同じように、本当の少数派。

 

大多数は、受験戦争のペーパーテストで100点を取るための技術を身に付けた人たちで。

 

あまり尊敬はできなかった。

 

 

私は受験勉強しなかったのですよ。

 

自分の技能を高めるための知識を欲した挙句、いつの間にかペーパーテストで100点だった。

 

それでも、実学と技能を高めるためにはゴールではない。

 

あくまで始まり。

 

 

それと、どんなに知識をつけても、技能を知らないというのは、やっぱり最終的な現場現物を知らないということであり、それは結局、「知らない」ということなんだよなぁ。

 

知の片輪が存在しない。

 

 

肩書があって、知の片輪だけの人の愚かさは、もう痛いほど知っていて。

 

ただ迷惑。

 

 

知識と技能、両方が必要と気づいているかどうか。

両方ないと、生きられない。

 

 

COVID-19蔓延で、「エッセンシャルワーカー」という言葉が出てきたけれど、生活の最前線で働く人がいなければ、そもそも社会は成り立たない。

 

脳みそだけじゃ生きられないんよ。

 

手足目口鼻耳触覚内蔵骨筋肉があって生きられる。

 

忘れてはいけない基本的なことなんだがなぁ。

 

 

そんなだから、せめて日本大学理工学部には、「JABEE認定プログラム教育機関」になるぐらいはやらなきゃおかしいよな。

 

理工学部には「交通システム工学科」(かつては社会交通工学科)ぐらいしかなくてね。

 

技術的実学の、「技術士」の第一次試験が免除される教育機関としての認定。

 

生産工学部の方が圧倒的にJABEE認定学科が多い。

(現時点で、応用分子化学科 国際化学技術者コース、数理情報工学科 情報工学コース、電気電子工学科 クリエイティブエンジニアリングコース、電気電子工学科 電気・電子コース、土木工学科 マネジメントコース)

 

OGPイメージ

認定プログラム一覧 | JABEE|一般社団法人 日本技術者教育認定機構|世界で通用する技術者」になるための学びが、ここに。

 

JABEE 一般社団法人 日本技術者教育認定機構

 

 

 

現在のキャンパス内への車やバイクのモビリティ進入不可としている、実学無視ではどうにもならないかな。

 

 

そしてJABEE認定プログラム一覧の中には、東京大学はない。

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字の下手さと頭の良さ

2021-07-30 21:31:40 | Human

字が上手だと頭が良いか?

 

答えはNOだと思う。

 

私が知る限り、頭の回転が速く、多くの物事を知っている人ほど、字は下手になっていく。

 

字というものが、他人への情報伝達手段ではなく、自分が得た情報を記録するためのツールと認識しているためと思われる。

 

現在、コンピュータのタイピングさえ行えれば、人に伝えるための文字は、早く綺麗に書くことができる。

 

コピー&ペーストによって、ほかの文章を整理することも簡単だし。

 

ブログもそうだけれど、字の綺麗さよりも、いかに他人に物事を伝えることができる文章を書けるかの方が重要になってくる。

 

私はブログを思考整理のツールとして用いているので、情報を記録するためのツールとしての文字に近い。

 

しかしながら、自分の意図する漢字が自動的に補完される点において、やはり筆記より優れている。

 

文章の編集も自由自在だし。

 

現代において、文字の綺麗さはそんなに重要ではなく、電子的ツールをいかに上手に用いて表現するかの方が、圧倒的に能力として必要になる。

 

以上の事柄を整理すると、やはり、頭のいい人ほど字が汚くてよい理由がわかる。

 

 

そのように言っている私自身も、自分で認識する限り、めちゃくちゃ字が下手です。

 

自分の取ったノートは、完全に暗号化され、他人には読むことができない機密文書と化す点において、情報セキュリティ万全になります。

 

大学時代、私の取ったノートを見せてほしいという人がいたけれど、一回頼んだ以降、続けて頼むことはありませんでした。

 

その分板書だけではなく、授業中の先生の発言すべてを記録しているうえに、その状況を落書きという絵として記録しているため、後で見返すと、授業の情景まで浮かんでくるという、私自身にとっては非常に有用な「記録」であったわけです。

 

これで、工業高等学校から首席、特待生、推薦で大学院まで行けたと考えています。

 

 

そんな私ですが、やっぱり字をきれいに書きたいという欲求はあるんですよ。

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目的と手段

2021-07-29 06:47:29 | Office
生きるために働いてるのであって、働くために死ぬんじゃないです。

手段と目的が逆どころではなく、手段が目的となった上に、目的が逆になっている。


自己犠牲もいいんですけれどね。

よくよく考えると、愚かしい。


そんなことを考えることさえ許されないのは、おかしい。


一生働いて、一生を終える。


所さんのように生きられるのは羨ましい。

趣味に生きて趣味に働く。


誰だってできるはずなんだけれど。



思い込めば幸せってあるんですけれどね。

信ずるものは救われる。


気づいちゃったらやってらんない。
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結局見てない

2021-07-27 01:00:07 | 日記
オリンピックの開会式を見てません。

NHK独占放送だったので。

情報見る限りチープだとのこと。


なんだろね。

やるなやるなと言っておいて、やったらチープ?

金かけて豪勢にしたら満足?

豪勢にしたらしたで叩くんでしょ?


なんだか実行した人にも、アンチにも腹が立つのでやっぱり見ない。
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宿題

2021-07-26 00:08:55 | 日記
明日(もう今日だけど)のための資料作りを終えた。

自分のことの自分のための資料なので、ものすごくやりたくなかったけれど、やっぱり自分のためなので作りますよ。

他人のことの他人のための資料のほうが作りやすいですね。気持ち的に。

明日のために寝ます。
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