ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

手を抜く

2023-03-30 23:56:22 | Human
毎日疲れるのなら、手を抜けばいい。

それでも、ただ手を抜くのは嫌なんですよ。

精度をより良くしながら手を抜きたい。

めんどくさがりだけど、いいものはいいことを知ってしまっているんです。

ダメなものはダメだと自分で判断してしまう。

時間がない。
お金がない。

だったら調べて勉強して、失敗を減らして効率化して時間を作る。
より費用の安い方法で作ればいい。
なんならお金を作ればいい。

そういえばそのために勉強し始めました。


義務教育では全く勉強の意味が分からなかった。

中学まで、勉強の意味が分からなかった。
だから大学なんて行く気がなかった。
パソコンで毎日ゲームをプログラミングするインドアオタク街道まっしぐらだった。

家族は一家離散していたのだけれど、集中できるものがあったから、特に悲観もしていなかったように思う。

工業高等学校の機械科に入って、ものづくりを学んで手に職をつければいいと思っていた。

ところが、金属の加工や変形が理論化されていることが分かって、面白くなって調べまくった。

首席特待生推薦を経て、大学院を卒業した。


そりゃ手を抜けないわな。
手を抜いて、ズルく適当に生きられなかったのでね。

それでも次の日を生きる体力ぐらいは残さないとなぁ。
あと、他人に便利に使われないようにする防御力もつけないと、あっという間に利用される。

まだまだ勉強が必要です。
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春雷 遠雷 メメント・モリ

2023-03-26 09:36:45 | Human
疲れると、とてつもなく嫌な思考や想像をしてしまう。

いわゆるネガティブ思考で、それをしないでポジティブ思考に変えようとする人や文章もあるけれど、なくすのではなく、ネガティブはそれはそれで必要だと思っている。

人は全て正しくはないし、理想的には動かない。
反面正しく、理性的で思慮深く優しく在りたいとも思っている。

裏切りや騙しもあるし、利権確保もするし汚職も法を無視した人権損壊もする。

大概、知らないためということが多い。

他人の全てがわからないように、個別の事情や痛みもわからない。

知らないうちに他人を追い詰めていることに気づかない。

世の中の理不尽や諍(いさかい)の発端は、得てしてそんなものなのかもしれない。

どんなに人生を長く生きたとして、他人の経験をすべてトレースできない。
物理的に無理なこと。

近似経験して想像するしかない。

病気や災害や事故で死んでしまった人の追体験はできない。
だから分析して想像する。

そのために人は死後の世界を想像して創造した。

地動説を認めなかった原因である天国も地獄も、幽霊や妖怪や怪物やゾンビも、死んでも生きていられるという前提を成立させるために必要。

地下数億kmに渡る地獄や、頭上数億kmに渡る天界は、丸い地球では成立しない。

しかし、それは想像であり、人が知らない間に思考に縛りを設ける価値観の一つ。

ないものを想像することによって、人は新しいものを作り出すことができる。

本来生きるために働くはずなのに、働くことによって死んでしまうという、手段と目的を間違えた、冗談にもならない愚行を繰り返している。

そもそも金銭は生きるための物々交換を効率化させるために作られた。しかし金のために人は人も殺す。

猫や犬にはそのような価値観はない。
食事と睡眠に最大の価値を与えて、余計な言葉を交わさずに生きている。

思考をたくましく想像することもするけれど、生き物の原点は食事をして睡眠を取って動き回らなければ生きられないという当たり前のことをしっかり見直す必要がある。

生きているという現実と、今日に何を行って、これから何を行っていくかのすり合わせを、日々行っています。
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不幸濃縮

2023-03-19 16:43:10 | Economics
理不尽は立場が弱いほど濃縮される。

というのが私の持論。

立場が強い人が適当に発言したことが、立場の弱い人にとっては命を奪うレベルになる。

製品開発だとわかりやすくて。

図面の意味が分からずに、制作製造現場が翻弄される。
どうやってもモノが出来上がらない。
出来上がっても、検査できないし、搬送納品できない。

しかし書いた張本人は特に考えていない、なんてことはよくある。
結構ある出来事。


そんな適当な仕様や図面を書いていると、書いている張本人は現場に顔向けできない。

「現場に考えさせればいいや」で書いているので、実際に現場の人と会った際に、コミュニケーションさえできない。

「あの図面を書いたのは自分ではありません」かのように。

現場と壁が生まれて、ほんの少しの情報共有すらできなくなる。

「これを加工するための工具が、今流通していないんですよ。互換工具はあるけれど、加工法変えなければならないんです」

図面書き換えれば一瞬で対応できることさえ、コミュニケーションできない。


残念ながら、今の日本のものづくりは、ほとんどこの状態。

学歴確保のために、高校大学で教科書を使って勉強するけれど、その理工学知識を応用して現実の問題を解決するということをしていない。

だから現場と会話できない。


そんな仕様や図面が現場にそのまま送られてくる。

そして現場は情報の混乱にまみれて、定常外業務でケガを発生する。
命が奪われる。

質が悪くてお金のかかる、厄介な商品製造の現場。

しかしこれが日本のものづくりの現実。


真面目になんとかしないとならないと思っている。
作戦を考えないとならない。
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明鏡止水

2023-03-16 23:37:08 | Human
学校入学して、自分から友達を作ろうとはしませんでした。

そこに注力するよりも、せっかく自分のことに集中できるし、環境に慣れる必要があるので、図書館で調べ物をしたり、付近の施設を調べたりする。

いずれ誰かが話しかけてくる。

今思うと、やっぱりそのほうが良かったとは思う。

ガツガツコミュニケーション取ろうとして、友達作ろうとか考えないほうが落ち着ける。


案外自分のやりたいことを明確化したほうが、他人にとって分かりやすい。

誰にでも合わせるというのは、分かりやすいようで分かりにくい。

そのためには明確なコンセプトが必要だけれども。

人の顔色を窺い続けるのは、結構しんどい。

他の人への配慮は必要だけれど、価値観を一致させる必要はない。
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他業自得

2023-03-12 08:18:00 | Culture
「全て自業自得だ」

確かにそうかもしれませんが。

意外と多いのが、「他業自得」です。

他人の行いによる失敗を、自分が受ける。

それも困ったことに、ちょっとしたおふざけや勘違いや誤解や間違いなどのケアレスミスが、人を殺したり人生を狂わせたり心身に障害を負わせてしまったりしてしまう。

まさに取り返しがつかない。

日本人の多くがそれさえも自業自得にしてしまう。

いやいや、それは自分のせいじゃないですよ?

責任は他人にあります。

とはいえ、その責任は当該他人は取ってくれません。

被害や損害が大きすぎるのです。

例えばただのうわさ話で、無実の人を自殺に追い込む。

妥当な損害額を請求しても良いでしょうけれどね。
私の住んでいる日本では、そのようなことが多く、社会文化的に隠蔽工作に走ったりします。
無かったことにする。

恥の文化?
そんなことをすれば恥の上に恥を重ねて、何も学ばないのですが。
しかし、恥ずかしいから何もしないでなかったことにするのです。

肩書を得てしまっている人など、そんなことをやるわけ無いと思われる人も、当然完璧ではないのでミスするわけです。

表沙汰にするまでが大変ですが、その手法はあるので諦めないほうがいいと考えています。

失敗をなかったことにする限り、改善はされません。
つまり、バカはバカなままです。
理論や科学技術は、その失敗を繰り返さないためにあります。

学習しましょうよとは思いますが。

学習して改善しましょう。


自分も含めて完璧じゃないんです。

失敗はする。

しかし失敗を恐れている限り何もできない。

失敗をして気づくこと、学ぶことのほうが多い。

他業自得が多いにしても、自分がどう生きるかは、自己責任になります。
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