ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

人^2

2017-12-31 16:24:38 | 日記
タイトルは「人の事情」と読みます。

人にはたいてい事情というものがある。

生まれついての病気とか、生まれたあとの病気。
出身地の風習やら、家族構成。
宗教上のタブーやら政治活動。
家族の病気やら問題。

別にこれらは明かす必要などないし、話したことによって差別を受けるなどあってはならない。

個人の行動に制約がかかり、できることやできないことがあることも考えねばならない。

仕方のないことなので。


だが世の中にはバカもいる。
わざわざ秘めたる個人情報の扉を開けて、聞き出して、忘れるバカ。

そのバカを罰する方法を検討はしている。

これは仕方ないでは済まないことだ。
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今更風の谷のナウシカを考える

2017-12-30 20:41:12 | Animation
風の谷のナウシカはすごいですよ。

宮崎駿さんの設定もすごい。

最初、

腐海×人

の構図を描く。

腐海を護り広げるのが蟲
蟲=ナウシカ

でこの時点でナウシカは人に敵対する。
ナウシカ×人

ところが、人の敵はトルメキア(ペジテ)という敵
人×人
で、王蟲を武器として使う。
人=蟲×人

更に巨神兵も使う。
人=神×蟲=人

ところがナウシカが最期に王蟲と人をつなげる。
人=蟲=人

う~ん。
敵味方がごっちゃごちゃなんだけど、見事に敵味方が入れ替わっていてすごい。

ところで、そもそも腐海は毒を浄化している。その過程で毒を出しているわけで、実は人にとってもとてもエコ。
腐海=人

この毒とやらは、放射性物質ですよね。「安定化した結晶にする」わけですから、放射性物質を食べて、体内で安定化元素にして出す菌ですよ。

すごすぎる。

更に原作では、そもそも汚染された大地を浄化するために人が作ったシステムが腐海であり、蟲である。

かつての文明が作り出したのは、
巨神兵
腐海(菌)


更に

をも作り変えていた。

つまり、全て人が作り出し、それに人が侵略される。

原作では最期に、ナウシカが人の叡智をぶっ壊して終わる。

すごいですよ。


地球をテラフォーミング(惑星を人が住める環境に作り変えるように)するということは、一旦人を否定して作り変える必要がある。

そんなの誰もやりたがらないけど、もし地球をテラフォーミングするのならその覚悟が必要。

実際「星の船」が出て来るし、地球外惑星を検討したのだろうけど、失敗に終わった。
成功もしているのかもしれないけれど、描かれない。

リアルです。

宇宙戦艦ヤマトぐらい地球外生命にやられて、地球外生命のコスモクリーナーで大逆転!
というシナリオより、現実的で泥臭い。


考察なんか全く意味がないのかもしれないけれど、現在のあらゆる問題もすでに答えが出ているのかなと。ええ。
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禁煙法案

2017-12-30 11:13:42 | 日記
大抵の喫煙にかかる法規は、世相と見て突っかかることはないのですが。

どこを禁煙にしてもいいから、先にトイレ内禁煙を先行して法制化してほしい。

トイレのタバコ臭ほど嫌いな臭いはないし、他の場所を禁煙にすると、なぜか大抵トイレで吸う。

マジで。
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Araiのヘルメット

2017-12-30 08:07:23 | Office
バイク用品店に行くと、
「Araiのヘルメットは規格以上」
という広告がある。

これは安全の考え方からすると至極まっとうで、安全は極限使用より上を目指さないと保障できない。

一般的に「安全率」は、極限使用を1として、それ以上を設定する。

安全率2は、極限の2倍の力がかかってやっと壊れるということになる。

安全率の設定の仕方も重要で、
・なるべく均一に力を分散するように、構造を設計する
・万が一壊れてもシステムが安全を維持できるよう、先に壊れて欲しいところの安全率は他より低くする
・先に壊れるところは、なるべく安く、交換しやすい部品を設定する
といった工夫が必要となる。


このあたり、当然に設計していたけど、意外とこのセオリー守っている人は見たことがない。


「ルールは破るためにある」
という言葉をたまに聞くけど、
「ルールは最初から無視する」
という意味では逆だろうにと思う。

「ルール以上を新しく作って、それを実質的な標準にする」
という意味ならわかる。

ルールはきっちり守る。
そして普段はルール以上で過ごす。

時速60km制限の道で、わざわざ普段から時速100kmで走る必要はない。
時速200kmの速度が出せる車両で、時速50kmを標準とする。

危険回避能力に十分余裕を持たせて走っていれば、止まることも逃げることも可能。

レース活動は、車両の極限性能を高めるためにやるものであって、それはすなわち普段の走行の安全性能をしっかり満たすと言うことだと思う。

とある車両メーカー創業者の言いそうなことだし、そういうことを言いたいのだろうと。

Araiさんは当然のことを当然に言っているだけで、それが広告になってしまうあたり、日本のものづくりの水準は下がっているのだろうなと。
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流行

2017-12-29 16:09:20 | Office
AI(人工知能 artificial intelligence)が流行っていますな。

学生時代ガリッとかじりましたが、それ以降全然手を付ける気がなく。

でも流行っていることはいいと思っています。

AI並びにニューラルネットワーク(NN neural network)の進化に、多くの人が関わるわけですから。


私がAIの研究を断念した理由は、「解の正しさを保証できない」から。

統計を含む数理的解は、その解の正しさを保証する方法が存在する。

有限要素法のような離散的解析手法でさえ、解の誤差を計算できる。

そもそも境界条件(問題の初期条件)を間違えている場合は、答えも間違えているので、どうしようもないのですが。
得てしてこのような間違いは、実際に多く存在しているわけですが。

数学のような限定的環境の中で、一意の解を得る場合に、正解・不正解は明確になる。

AIもそうだけど、人の概念では、正しい・間違いの境界は、相当あいまいになる。

例えばAIを自動運転に用いるとして、たった1%でも、「高速道路を逆走する可能性」があっては困るわけだ。

そのようなあってはいけない間違いにAIは使えないので、そこには別の数値的論理を用いて、「絶対に間違いを犯さない仕組み」を組み込む必要がある。

AIに任せない、完全別処理の論理。


このような別処理すべき仕組みは、実に多岐にわたり、自動運転でなくてもその取扱には困る。


ということに気づいて、私は、AIやNNを放り投げて、確率的正確さを保証できる統計学に移行した。


というわけで、AIが流行って、その例外処理さえもAIで処理できる画期的な理論ができたら、研究対象に加えたいと思うが、今のところ便乗はしないッス。
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