ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

カブを直そう!(バルブとK1)

2021-03-30 22:25:33 | Super Cub
1月のある日、カブで走っていたら、急にエンジンストールしました。

電装系いじっていたので、電装系かと思いきや問題なし。

全く回らないわけではなく、トルクがなくても微力ながらも進みはする。

圧縮が取れてない感じなので、給排気系と予測。

とにかくエンジンを下ろしてみる。





ヘッドは見る限り大丈夫そうだけど、ちゃんと見ないとわからない。

それよりも道具を揃えよう。

今回初使用で、サンエスのK1を使ってみる。

仕事から帰ったら密林から届いてた。


ある程度道具が揃ったので、バラしてみよう。

バルブはこんな感じ。

ヘッドはこんな感じ。


カーボン固着してますね。

K1は今回4%でやってみる。

水5L(5000g)に対して、200gで4%。

ちゃんと量ってみる。


温度上げたほうがいいらしいので、とりあえずあったでかいボウルを使って、やかんでお湯を沸かして漬けてみる。


台所で調理用具をガンガン使っているけれど、全然使ってなかったものばかりの一人ぐらしの特権。
K1を食器に使うのは、基本的にNGです。


温度を測る。

80℃。

まぁこんなものかな。

ステンレスボウルなので、ガスレンジで温められるから、これでやってみよう。

初回トライなので、1時間で試そう。



30分で温めてみる。


1時間経過。

百均で買ってきたブラシで擦ってみる。
おお、落ちますね。

バルブは。

ネック部分が光ってますね。
ヘッドはこんな感じに。



当たりが悪そうなので、ピカールですり合わせてみる。



タコ棒が見つからず、発注してるけど、手作業でやってみよう。




やってみると、うーん。やっぱりすり合わせが悪いみたいだ。

タコ棒が届いたら、徹底的にすり合わせよう。

今日は夜遅いのでこれまで。




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カブを直そう!(キャブレター不具合最終手段)

2020-02-11 20:01:35 | Super Cub
キャブレタージェット交換やらなんやらやっておりましたが、結局キャブレターそのものを交換することにしました。

明らかな燃料漏れに伴うガソリン臭もするので、寿命もあるしなぁ。



ケーヒンとかキタコではない、ノーブランドの安いもの。

ジェットセット買うぐらいで買えてしまう。

スロットルケーブルが曲がっていてフレームに干渉しないとか、燃料排出部が短くてエンジンと干渉しないとか、カブの構造に合致している理想形。

MADE IN JAPANだからいいってわけでもないのかなと。

物も理想的に進化し続けるので。

多分中華製。かといってバカにするでもない。

ホンダに就職するのが最終目的の人たちが集まってしまい、惰性で会社員続けている組織より、生き死にかけて必死で生きている人のほうがいいもの作る可能性は高いと。


エンジンが燃料かぶって茶色くなってますな。掃除したい。


それでも今日はスロットルケーブルが短くて、常にスロットルオープンになってしまうことがわかったので、キャブレターを元に戻してスロットルケーブルを発注。

寒さ限界ですなぁ。これから暖かくなっていくそうですよ?

春よこい。
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カブを直そう!(燃費)

2019-11-30 22:26:10 | Super Cub
本日出かける前にタンクを確認したら空?

65km程度しか走行してないのに?

給油して燃費確認。


燃費18.7km/L...

まぁね。今めちゃくちゃ濃い目にキャブレター調整してますので、そんなものかもしれません。

少し走って調整してみましたが、ガソリンが減るのが早いこと。

燃料漏れも疑いましたが、どうやら大丈夫そう。

キャブレターチャンバーの締りが悪くてガソリン臭い事件はありましたが。


キャブレター不調の原因は、最終的に詰まりだったのではないかと疑っています。

特にパイロット(スロー)ジェットの経路が詰まっていた可能性を疑いつつ。

少し濃い目に振って、各スクリューが正常に調整できるのを確認したら、キャブレターのジェットバラして徹底洗浄したろ。


もうね、私のカブは電装・足回り・エンジンなどほぼ全部いじりまくったので、走っているとどこがどうなって不調なのか、手に取るようにわかります。

現在走っていてやって良かったなと思うのは、ホイールバランスを徹底的に取ったこと。


写真では塩ビ管刺してますが、この後アクセルシャフト通してキッチリ振れを取り除いています。

新品のリムに新品のスポーク。

スポーク何本もダメにして。

そしてシリコンシーラントでスポークニップルをシールして、ビニールテープでぐるぐる巻きにして、リムバンドして、チューブ入れてます。

サビがチューブに穴を開けるのでね。
徹底的にサビ対策しました。

ハンドルは振れないし、空気も抜けない。

超安心。

先日やったスイングアーム交換のおかげで、リア剛性も高くなって安心。


一般走行で不安が無いって、当たり前だけど重要。


今最大の問題は寒いってことですかねぇ…。


ジェネレーター端子出力が余計にあって、そこに付いていたレギュレータレクチファイアを取り外しているのだけれど、電気出力向上のために再度取り付けようか思案中。

部品はあるので、再度配線し直せば復旧するはず。

死にかけているグリップヒーターを直す前にやっておきたい処置ではある。


考えればやりたいことはいっぱいあるなぁ。まだまだね。
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カブを直そう!(試走)

2019-11-04 23:51:33 | Super Cub
スイングアームとリアサスペンションの交換、キャブレターチューニングの確認のため、少し試走してきました。

11月の寒さを体感もして。

スマホナビがGPSロストして使えなくなるのは予想外の問題でしたが、最終的にアイドリング回転数も暴れなくなり、カブは相当仕上がりました。

こうなると坐骨神経痛を治すのが最優先課題かしら?


いろいろと考えることもあり、現実を感じながら結論を得ていたのですが。

自分の人生自己責任で生きたほうが面白いよなぁ。

他人任せは楽だろうけど面白さが全然違う。

やれることは全部自分でやるという、面倒だけど自分で自分を操縦している感覚は大きいよなと。

不具合を誰かのせいにして生きるより面白い。


帰ってくしゃみ連発しながら破けたズボンの尻を縫いました。

寝よ。
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カブを直そう!(リーンバーン)

2019-11-02 21:12:54 | Super Cub
キャブレター調整を再度行いました。

アイドル回転数が高い=燃料が濃い

と思っていましたが逆で、燃料が薄かったため理論空燃比に近づいて高回転になっていたようです。

かつて散々学んだ原動機工学を思い出しながら。


空気:燃料=14.7:1

が理論的な燃焼のための質量比なのですが、この比率だと効率が良すぎてオーバーヒートになる。

プラグが白いと燃料が薄いというのはこのためで。

この理論空燃比はガソリンに含まれる水素Hや炭素Cが酸素Oと完全結合して、水H2Oや二酸化炭素CO2を生成する化学式によって求まるのですが、検算はしないです。

昔やったなぁ。

昨今のリーンバーンエンジンでは、超希薄燃焼や高圧縮比、高出力点火プラグ、給排気抵抗低減、機械抵抗低減などで更に効率を稼ぐという荒業を成し遂げていますが、キャブレターでできるのは燃料濃いめ(リッチ)にしてあえて効率を下げ、温度上昇を防ぐという対応。

更に高効率にするんだったら、エンジン回転数や気温などをマッピングした電子制御インジェクションと、完全な点火タイミングをぶちかませばいいんですが、あら不思議、これって最新カブ買えば標準で付いてきます。

これがつまらないからキャブレターで頑張っているのにね。

カブの点火タイミングはCDIぐらいかな?
イリジウムプラグで強力な火花を飛ばすぐらいはできるけど、ヘビーデューティーなカブには一番安いNGKプラグで十分です。

冬に向けて勝手にリーンバーンになっていくので、調整しながらですね。
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