散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

季節を感じて…

2006年06月04日 | Weblog
足の“できもの”がまだ完治しません。
包帯も巻いているし、外はまだ歩かない方がいいので、ずっと車椅子のまま散歩をしています。ゆっくりとしゃべりながら…。

マサシはいつも決まった自分のこだわっていることばかり、決まった順にしゃべっています。それに対して決まったことを私が答えているわけだけど、その合間に違うことを話しかけたりしています。たいていは季節に関すること。
今なら「緑の季節だね」「さわやかないい気候だね」「暑くなってきたね」など…。 その時々の花や鳥、風、気候など私自身が感じたことを言います。そういう時マサシはちょっと不機嫌そうにします。それは季節に関する話がきらいというわけではなく、いつもの自分のおしゃべりとは違う話題が入ってくるからだと思います。自分の予測しなかったことを言われたから。
それは会話に限らず、突然の出来事やスケジュールの変更などが苦手で混乱するという自閉症の特性なのです。

それでも時々私の感じたことなど話しかけながら散歩をしています。
マサシ自身にもいろいろなことを感じてほしいな…と思いながら。

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