散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

おじいちゃんの入院で…。

2006年03月04日 | Weblog
4日前におじいちゃんが入院しました。
バタバタして一段落した頃、マサシが「おじいちゃんが入院してお母さんは楽になった」と言いました。そうなんです。よく見てたんだ、と思いました。

入院する前、介護の疲れとストレスで私はたえずイライラして愚痴をこぼしたりしていました。マサシはそんな私を見て、不安に思ってたのかもしれません。何も言わず、おとなしくしていたけど。
自閉症の子はまわりの人がイライラしたり、不機嫌だったりすると強い不安をもつことがあります。だから私はどんなことがあってもマサシの前では平静でいるようにしていました。でもおじいちゃんのことではかなり精神的にもまいっていて、そんな気づかいをする余裕もなかったのです。それが入院したことで何かほっとして、気持ちに余裕がでてきました。
「お母さんは楽になった」と言うマサシの言葉はそんな私を見てなのか、私がそういうことをちらりと言ったからなのか。どっちにしても気持ちのゆとりはマサシにとっても私にとっても精神的によいことなんですね。

どんな状況でもゆとりをもっていたいと思ってはいるけど、現実にはなかなか…。

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