散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

迷子しるべ石 (浅草寺)

2009-04-07 07:10:42 | Weblog
         

 後ろの柳が芽を出しました。立て札の説明によると、昔、迷子が出た時にはこの

石碑でその旨を知らせました。石碑の正面に「南無大慈悲観世音菩薩」と刻み、一

方に「知らす方」、一方に「たづぬる方」とし、それぞれに用件を記した貼り紙で

情報を交換しました。情報未発達の時代には重宝され、「江戸」市内の繁華な地に

建てられものの一つです。  

 安政7年(1860)3月、新吉原の松田屋嘉兵衛が、仁王門(現宝蔵門)前に造立

しましたが、昭和20年の空襲で倒壊したため、昭和32年に再建されました。大

変貴重なものですね。