本郷通り妙義坂の地蔵尊は、寛文8年(1668)に駒込の今井家が子孫繁栄を祈
願して、お堂を建立したものと伝えられています。
地蔵堂内には、おかっぱ頭のセーラー服姿の童女が片手に宝珠を持ち、もう一人
は錫杖を持って手をつないでいる供養碑があります。これは昭和8年にこの近くで
交通事故にあって亡くなった11歳の仲良しの少女を供養するために建てられたも
ので、以後、子育地蔵尊とともに地域の安全を見守っています。
戦時中の空襲で焼失しましたが、戦後ここに再建され、現在は城官寺(北区上中
里)の境外地蔵尊として祀られています。(豊島区教育委員会)
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