散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

高正天満宮縁起碑 (千住四丁目)

2010-04-18 07:29:32 | Weblog
       

             

 名主の高梨信平は、地域の子供達に読み書きを教えていたが、高齢のため正木昌房に信奉

する菅原道真像を譲り、子弟教育を託しました。正木氏は昌房以来代々寺子屋「群雀堂」の

経営にあたり、来塾する者が毎日百人もいるほど発展しました。  

 三代目の正木健は、菅原道真像を個人で祀るより氏神社内に祀ることを思い立ち、高梨氏

と正木氏に関わるこの神を高正天満宮(こうしょうてんまんぐう)としました。この碑は正

木健の撰文により元治元年(1864)に建立されましたが、天満宮の由来や寺子屋開塾に

至る経緯が伺われる貴重な資料であり、足立区有形文化財に登録されています。わが国の先

人は、幼児の頃から読み書きなど教育に力を入れたのですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿