散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

小塚原の首切り地蔵(南千住)

2011-10-11 06:33:38 | Weblog
   

        

  

 久しぶりに南千住コツ通りの延命寺に寄ると、お地蔵さまが震災で被害を受けたとのこと。

 なんでも3月11日の地震で左腕が落下したとかで分解されていました。3.6mのお地蔵さ

まが無くなっていたので吃驚です。江戸時代の寛保元年(1741)建立から関東大震災にも

耐えてきた「首切り地蔵」が、やられたのです。  

 このお地蔵さまは、江戸の刑死者をはじめとする無縁者の供養のために、小塚原の仕置場に

建立され、この場の象徴として柔和な顔で時の流れを静かに見守り、江戸の歴史を今日に伝え

てきたものです。  

 延命寺では、修復のために浄財を募っていますので、私も貧者の一灯を寄進して早い復活を

祈ってきました。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
首切り (幸せなさち)
2011-10-10 23:15:12
こんばんは
「首切り」恐い

と書いたところで、消えてしまいました
再び挑戦しています

受刑者や無縁仏を守って居られるお地蔵さんなのですね
返信する
幸せなさちさん (sanpo63)
2011-10-11 11:33:51
 首切り地蔵 と呼ばれますが
江戸時代の刑場なのでその名が
ついたものです。

 ご覧のように柔和な顔の地蔵さま
通勤電車で毎日見ている人々も復活を
期待しているのではと思いますよ。
返信する

コメントを投稿