三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 2月15日 景気刺激にならない

2010-02-16 | メンテナンスお気楽日記
どうなるんだオリンピックは?

前半で上村さんがメダルを獲れば、景気が動くと思っていた。
デジタル化がいっきょに進み、お金が動き、気持ちも明るく・・・

それなのに、入ってくるニュースは「入賞」ばかり。
確かに世界競技で4~8位はスゴイことだと解かっている。でも
国民・国を動かすのは、やっぱりメダル。

冬季オリンピックなら、10個はほしい。それもなるべく早めに・・・
前回みたいな最後での金メダルでは、効果?うす。

みんなの顔が楽しくなれば、景気も明るくなると信じていた自分には
テレビの画面が、もどかしくてしょうがない。

メンテお気楽日記 2月13日 顔の見える仕事

2010-02-15 | メンテナンスお気楽日記
よく 職人は工賃以上の仕事をすると言われる。
「職人おだてりゃ 木に登る?」そんナ~

職人だって生活があり、お金も必要。別に遠慮している訳でもない。
じゃなぜ、ここまで気の入れた仕事ができるのか?

それは、お客さんの「顔が見える仕事」だから。
この人の為なら、喜んでくれるなら もうちょつとガンバルか~ 
もちろん自分の仕事も認めてほしい。

商店のおばちゃんの「ちょつとオマケしとくね!」に似ている気がする。

もともと安い品がある。ちょつと安くしてもらった品がある。どっちが嬉しい!

お客の見えないものづくり・町民を見てないまちづくり・国民を見てない・・・
安けりゃ売れる!建物を造れば人が集まる!そんな身勝手な思い込みより

お客さんの笑顔が見える仕事がしたい。

メンテお気楽日記 2月9日 福は内・オニは・・・

2010-02-10 | メンテナンスお気楽日記
今日スーパーで「福豆」が値引き価格50円で売っていた。

店とすれば、時期を外れた商品は処分価格のたたき売り。
値引きで売れるモノはまだイイ。繊維機械はそんな訳にはいかない。

廃業で機械を売りたくても、その機械の仕事が無ければ無用の長物。
機械が無くなるコトの意味が解かっていても、「解体」も選択肢の一つ。

「廃業機械は少しでも高く買い、設備投資の工場へは少しでも安く」
そんなのはメンテナンス業のエエカッコしだと言われてしまった。

廃業機械はタダ!それに撤去処分料も貰わなければ、今の機料店はやっていけない。
「オニにならなきゃ・・・」同情だけでメシは食えない。

言われる事は解かっている。でも、まだしっこく機械の嫁ぎ先を探す自分がいる。

メンテお気楽日記 2月5日 デフレなれ?

2010-02-06 | メンテナンスお気楽日記
                      (写真は昨日の中古機資料)

安い商品、安い仕事。
デフレ価格になれたお客さまに、純正部品の価格を説明するのはたいへんダ。

「なんでこんなモノが?」と言われても、
100円ショツプに売っているものと、数が違うモノが違う。

メーカー品はモノの価格だけじゃない、開発費・品質維持・販売コストがかかる。
頭で解かっていても、価格を聞くと「ウーン」悩むお客さま。
つられて、こっちも「スイマセンネ」と言ってしまう。

ものづくりコストがおざなりになっている今、サービス業だけの日本を考えると怖い!
安物買いは、安物づくり。これがデフレスパイラルですか?

メンテお気楽日記 2月4日 中古機械市場は・・・

2010-02-06 | メンテナンスお気楽日記
ひさしぶりの機料店回り。富山方面から能登方面。

市場に関しては、相変わらずドン底景気。
繊維産業どころか、すべての産業がデフレを感じているとの事。
そのしわ寄せが「ものづくり」を直撃。

ものづくり産業をお客さんに、機料店が成り立っているのだから、推して知るべし。
「三筋さんはメンテナンスがあるからイイょ」と言われる。何かムズガユイ。

早々に倉庫を見せてもらう。イイ機械が多い。
以前と違って、それなりの中古は廃棄処分、これは!の機械だけが客待ち?

しかし、スパン仕様の機械が多い。短繊維産業が辞めたと言うことか!
触手に掛かる機械は少ない。これはと思ってもユーザー価格を考えると
とても紹介できない。   景気回復マダマダですか???