三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 2月1日 ものづくり産業

2010-02-02 | メンテナンスお気楽日記
ものづくり産業の基盤は、消費者がいること。

お客様の欲望を解決するための製品であり、満足を得る価値観。
安ければイイお客様もいれば、高くてもイイものが欲しい人もいる。

年初めの絹屋の付き合いにハマッて、いろんな話の機会が増えた。

きものの需要が増える様子が無いことは、みんな身をもって感じている。
ただ全部無くなる事はないという希望だけで、仕事を維持している。

じゃ絹製品の需要を増やす為には??
新製品?とんでもない。今の糸・技術で顧客を創ればイイ、消費の機会を創ればイイ。

アイデアはポンポン飛び出す。
「絹の良さを知ってもらうために、ハンカチ・スカーフから提案しよう」
「アロハシャツや日本調ブラウスを流行らせよう」
「絵羽織を祭り羽織にリユースするのを当たり前にする」

傑作は、「絹の越中フンドシ」
二十歳の門出に絹の勝負フンドシを贈ろう。気持ちイイぞ!

糸屋は糸屋なりに、考えている。しかし実行する為の縦の流れがない。