三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 6月1日 ビリボー試作

2013-06-01 | メンテナンスお気楽日記
なんとか、形まではできました。
既成資材の寄せ集めといっても、加工も必要です。

一番苦労したのは、台座にする塩ビ管です。当初はホームセンターで管つなぎ手部品を
選んでいたのですが、他の組み合わせ部品とサイズが合わず、削り出し加工を依頼すると
一点単価が高くなってしまう。

思い切って直管150㍉4メートル物を買い、嵩上げ部としてのみ使用の為自分でカット。
これなら、5千円の材料費で30個の注文?にも対応できる。

蓋というか糸をのせる台座は、最近出入りの多い?木工所で作ってもらいました。
塩ビ管と上皿の組み合わせが寸法通りに仕上がり、ちょつとレトロ仕様。

次にドンつまったのは、糸口までの柱部品です。ン十年前の北陸機料製の製品は
薄鉄板の絞り加工がされていますが、現在、試作や30個対応してくれる加工所は難しい。

いろいろ選んでみたものの、平板ではブレが発生、パイプやアングルでは曲げ加工が
難しい。外注加工なら探せばなんとかあるだろうが、ここでも製作単価が心配。

提出する試作品には、アルミの角パイプを使いました。直線的で多少無骨な感もありますが
アルミ素材のためメッキも塗装も必要ない。腕部分はクロームメッキのL字金具。これは
自動車関連の部品です。けっこう見た目にも気を使っています。

糸口も北陸機料製はアイレットガイドに治具を使って糸を通す様式だったが、
効率が悪そうなので、フックガイドを使い横から糸を入れられる様に改良?

今回の目玉?は、バネ式ペッグ受けです。
先週手に入った猫毛ペッグから流用しました。ネジ調整だけで6吋3°30′紙管から
8吋3°51′紙管まで一つの部品で対応できます。もちろん9°15′紙管も。

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