三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 5月31日 手こずっています。

2013-05-31 | メンテナンスお気楽日記
コニカルワインダーの卓上機。捲き姿の調整に手こずっています。

機械としての、形は整っている?はずなのに、多種糸の対応が難しい。
持ち込まれた試験糸は、丸撚りからタスキまで色々。

ドラムワインダーでも簡単?に捲ける糸もあれば、どうしても頭が崩れる糸も。
その為のコニカルワインダー(パイナップル捲き)の注文だから当然か?

特に金糸の場合は綾の乱れが一目瞭然。どうしても目がいってしまう。
ひとつの糸が終わっても、次の糸に変われば調整がまた微妙に違う。

大型ワインダー機からの主要部だけでの小型機製作。
綾崩し機構や張力(回転)漸減機構は使用できない。スピンドルは一定速度。

綾崩しが無ければ、糸によっては、折り返しのツバ部の糸が重なり嵩高になる。
スピンドル一定回転では、捲き径が大きくなれば、給糸スピードが変化し張力増しに。
その為にインバーター装置を組み込んだが、捲き径との相関性が課題。

小径ではあまり目立たない?が、目の前に機械があればやはり一般的に使いたいのが心情。
「営業用の小割分割」の話も、どかに消えてしまった。

「機械が違うから」の一言で逃げ出すことも出来たはずなのに、本来の弱腰?
「なんとか、がんばってみます」で時間ばかり重ねている。

試験捲きは調整したとしても、すぐには結果は出ない。糸によっては200gに
1時間以上かかることも、結果待ちのむなしい?時間。

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