水撚糸時代に使っていた?四つ枠の綛繰り機
機屋のじいちゃんを十数年前に亡くし、機を整理したアキ工場で綛揚げの内職を続けてけた。
さいわい今でも、三軒の撚糸工場の依頼があり仕事は忙しい。
しかし、83歳。身体もガタがきているし、子供たちからも「やめてくれ」と言われている。
正直自分でも「もうそろそろ辞めよう」と思っている。
そのことを撚糸屋のおやじに言うと、だれひとり「ごくろうさまでした」なんて言わない。
反対に「たのみます・おがみます」の状態。「辞めてもらったら困る」とまで言われる。
撚糸屋の外注工場、特に高齢者職人は宝物。
仕事は確実だし、手も早い。それになにより工賃にこだわらない。
「身体のため、ボケ防止のため」とおだて「年金のたしに」なんてすかして・・・
ところが現状も変わってきた。たとえ工賃を上げても、仕事をしてくれる職人がいない。
何年も低賃金で依頼していた為、次の世代が育っていない、見放されているといってイイくらい。
たとえ、もし高賃金を出せるとしても、仕事を一から覚えてもらわないと・・・大変なことに。
それにメンテの意見を言わせてもらえば「機械もガタがきている。修理部品もないョ」
こんなわけで、ばあちゃんはブツブツ言いながらも仕事を続けています。
機屋のじいちゃんを十数年前に亡くし、機を整理したアキ工場で綛揚げの内職を続けてけた。
さいわい今でも、三軒の撚糸工場の依頼があり仕事は忙しい。
しかし、83歳。身体もガタがきているし、子供たちからも「やめてくれ」と言われている。
正直自分でも「もうそろそろ辞めよう」と思っている。
そのことを撚糸屋のおやじに言うと、だれひとり「ごくろうさまでした」なんて言わない。
反対に「たのみます・おがみます」の状態。「辞めてもらったら困る」とまで言われる。
撚糸屋の外注工場、特に高齢者職人は宝物。
仕事は確実だし、手も早い。それになにより工賃にこだわらない。
「身体のため、ボケ防止のため」とおだて「年金のたしに」なんてすかして・・・
ところが現状も変わってきた。たとえ工賃を上げても、仕事をしてくれる職人がいない。
何年も低賃金で依頼していた為、次の世代が育っていない、見放されているといってイイくらい。
たとえ、もし高賃金を出せるとしても、仕事を一から覚えてもらわないと・・・大変なことに。
それにメンテの意見を言わせてもらえば「機械もガタがきている。修理部品もないョ」
こんなわけで、ばあちゃんはブツブツ言いながらも仕事を続けています。