三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 3月27日 そんたく(忖度)

2017-03-29 | メンテナンスお気楽日記
●忖度(他人の気持ちを推し量ること)
当然のことである。でも、役人がやらない?事をするから、ややこしい問題になっているのか?

商売にしろ、ものづくりにしろ「他人を思うこと」から始まる。それが、商いともなる。
あったらいいな、出来たらいいな。が、良い品、便利な製品として、生まれ、提供も出来る。

問い合わせや、委託作業。
まず、客先の希望を理解し、それに対して、自分がどれだけの事ができるか?
それが、ものづくりにしろ、情報提供にしろ「客を思う気持ち」こそが、行動となり、好意となる。

そして、仕事をしたり、モノを売るにしても、結果はどうあれ「ありがとう」の笑顔を頂きたい。
マニュアルでは得られない笑顔は、客先のことをどれだけ思ったかに表われる。

もっと正直に言えば、大企業の東レやセーレン等からの問い合わせとなれば、やはり、入れ込みが違う。
人柄より先に、名前に負けている自分もいるのも確か。自分までも大きくなってきているかの勘違いです。

繊維工場でも時々「この糸(生地)は○○の製品になる、それをうちで作っている」と聞く事がある。
それは、自社工場の自信でもあり、勲章でもある。ブランドを支えているというジフの気持ちでもある。

今回の事件?も「総理大臣」の名前に踊らされた、役人の早合点が原因と思っている。
ありがたいと言えば、ありがたい?が、むちゃと言えばむちゃ、限度を超えている。


と、ま、時事ネタはこれくらいにして、最近、無理な問い合わせや、依頼が増えています。
最初から、畑違いの問い合わせです「ジャカード織機を探している」「ビームを世話して欲しい」
「撚糸機を移動したい」「解体屋を紹介して欲しい」等、 ワインダーとの関連はない。

色んな工場への出入りや、専門機料店との付き合いを理解していただいているのは、嬉しいが、
ワインダーとは関係ない。知らない機械のお世話には、やはり戸惑いが先立つ。

仲間たちからは「便利屋じゃないか」と笑われていますが、事は深刻で、重大でもある。

なぜ、畑違いの自分に声がかかる?それは、客先の出入り業者がいなくなったからです。
機料店・仲卸・職人がいない。高齢化もあろう、不況もあろう。儲からないから後継者も・・

んー・・・これ以上書き始めたらキリがない。後は自分で考えて下さい。今日はここまで。

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