三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 3月15日 日曜日のお仕事

2015-03-16 | メンテナンスお気楽日記
先週は、小型ワインダーばかりの納品が続き、倉庫で中古機械を切ったり張ったり。
突然の寒波には、鼻水をすすりながら、何とか仕上げることが出来ました。

相変わらず「3錘機をこの価格で売れば、手間賃だけだょ」って言われながらも、客先に届く
12錘と3錘では、当然、価値価格がちがうと思えば、正当?価格を付けられない。


先週届いた「木製綛揚げ器」の改造。金曜日にはモーターユニットも入荷しました。
ところが、このモーターけっこう大きい?普段は400Wや0,75kwばかり使っているので
「40W」を軽く思っていたが、綛揚げ器に組み込むにはギリギリの大きさでした。

木製器改造の「こだわり」として、電源部も木製製作と考えていましたが、これが大変な手間。
まず、板には厚さがあり15㍉や20㍉の材料加工となります。箱のほうは簡単?の組めるが、
コントローラーやスイッチの穴加工をしなければならない。鉄板加工とは大違いです。

日曜日だからチマチマと作業こそ出来るが、アレが欲しいコレも必要となると、ホームセンター通いを
余儀なくされます。ビス一本でも長さが合わなければ使い物にならない。

定長カウンターや糸切れセンサーなどは週末までに準備は出来たが、モータープーリーや駆動
プーリーは器材店注文なので本日はお休み。完成には、もうちっと時間が掛かります。


ところで、便利で使い良い、デジタル表示付きのスピートコントロールユニットを選んだのだが、
カウンターや糸切れセンサーでモーターを停止させる為には、外部入力信号の配線となります。
せっかくのコントローラー部のスタートスイッチが使えない為、別スイッチを取り付けました。

それと、ランプ表示も考えていましたが、リレーなど別配線が複雑になるため機器の雰囲気?が
こわれてしまいます。機械として使うよりも、道具として使ってもらう方が良いと考えます。

いくら「機械屋さん」って呼ばれていても、木製機器にはやはり機械作りの原点を感じます。
今日は天気もイイし、心まで暖かくなる楽しい気分です。

p/s もちろん手作業にもこだわりたいので、ベルトを外せば手動器として使う取っ手を残します

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

ブログランキングに参加しています!1日1回クリックをお願いします!!
↓↓↓↓↓↓↓↓
人気ブログランキングへ