三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 11月9日 絵に描いた餅?餅は餅屋。

2013-11-08 | メンテナンスお気楽日記
商売人の商品開発とは「あったらイイな。出来たらイイな。」で始まり、
もっと言わせてもらえば「売れるかも!」「儲かるかも!」の下心が見え見え。


相談をかければ、「これから必要になる品ダネ」「欲しい人がいるハズ」なんて。
豚(三筋?)もおだてりゃ木に登る。じゃ、やってみるか。で手間も惜しまずタダ仕事。

一錘機のワインダーは完成した。次はデジタル計り定長?装置。その次は
繊維のケバカウント装置。こっちの方は、電気屋さんの連絡待ち。

どの装置も、お金さえ惜しまなければ完成品?は世の中には存在する。
只、販売価格が10万以上とも20万以上とも言われれば、ちょっと手が出ない。

ポイントを押さえ、頭をつかえば、イイとこ取りの代用品で充分低価格で対応できる。
開発費・営業費・宣伝費など計算してないから、材料費の1.ン倍でも作れる。


職人は自分の作ったモノは、使ってもらってナンボの世界。
商売とすれば、家族のおまんまも確保しなければならないが、原価が解っているだけに
なかなか強気に出られない。これが商売人の言う「お人好し」らしい。

一錘機の方も、ダイソーのアングルとモーター関連を除けば、すべて中古整備品。
客先が自分で組みたいと言えば、整備部品だけでも提供できる。

多少の手間もかかるので、一台分じゃ足りないだろうなんて暇をみつけてコツコツ仕事。
ところが今だに、皮算用。餅は出来たのに買ってくれる人が見つからない。

周りからは「なるほどネ」「おもしろいネ」「いいネ」の声は聞こえて来るが、
本当に必要な人とは巡り合わない。やはり営業力の差か?餅は餅屋に任せなければいけない?

いくら便利なものが安く出来るとしても、売れなければ、絵に描いた餅で終わってしまう。

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