メンテお気楽日記 １１月１０日 アンテナを増やす？

　　　　　　　　　　　　　　　　四つ枠の産業機、糸にやさしいとばあちゃんは言う。

もう、ここまでやったら、やるしかないしょ！

世話焼きの片手間仕事でも、期待されれば「ブタもおだてりゃ・・・」だょナ。
やはり、世話が出来て「ありがとう！」って言われれば、誰だって嬉しいし、やる気が出る。

骨董機械にしろ備品にしろ、飾って置くわけじゃない。仕事のために必要な道具。
どんなに古くても、まともに使えて動くようにするのも、りっぱなメンテナンス。

「三筋はワインダー（糸捲き機）しか、興味がないから」と言われ，仕事で入った工場の
撚台や準備機のことを聞かれても「？？？・・？」の状態。
そのことが、いろんな機料店から安心して？仕事依頼が来る要因とも感じていた。

最近、問い合わせの多くなった、年代モノの備品。
たぶん、お客さんの周りにも、あることはあると思う。只、探しドコがわからない！
ブリキの玩具なら、廃業した玩具屋を訪ねれば・・でも、工場の廃業までは解らない。

北陸は昔からの産地ゆえに、高齢者？工場も多い。
これだけ厳しい状態が続けば、後継者は別仕事。結果、代替わりを機に高齢廃業？

ちょうどそんな時期なのかもしれないが、自分の仕事の何件は廃業相談。
糸づくりは止めても、ワインダーや準備機だけで、仕事に関わりたい高齢者もいる。

そんな環境だから、使わなくなった機械や備品の出会いが多いのかもしれない。
ワインダー以外の備品は、機料店の倉庫に出入りできるのも大切な情報かも。

探している機械があり、欲しい部品がある。でも今は作ってもいないし手にも入らない。
そんな情報を、お客さんに提供できれば「笑顔の商い」ができるかも？

その為には、アンテナをもう一本増やして、周りを見わたさなければ・・・！！


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