三度のメシ

日々作る“三度のメシ”、“三度のメシ”より好きなこと。

勇気を出して、初めての…鯛のアラ。

2013年12月15日 20時19分25秒 | 今日の献立
こんばんは、おいでませ。ゆうです。


先日とうとう…
ずっと気になっていたアイツ。駅ビルの地下の魚屋に時々出没するアイツ。。

手に入れてこんなことを。



手に入れたのは鯛のアラ。お安くなって50円



この鯛のアラと昆布の出汁で、湯豆腐をやってみました。
なんだか質素なのか贅沢なのか。。

やってみて分かったのは、鯛のアラの下処理は平日の仕事終わりにやるものではない、という事でしたよ。とほほ。手間と時間がかかる。仕事終わりに魚屋に行くと6時ちょっと前くらいなのですが、激安の理由が分かった気がしたのでした。

まず良く洗って切る。頭はそうでもないけれど、中骨が硬い。苦戦する。



これに塩を振り、30分放置した後霜降り(熱湯にくぐらす)。そして血合やウロコを丁寧に取る。頭にウロコを乗せながら、取る。もうこの時点で写真とる余裕、なし。
量が多いので、半分を冷凍庫へ。

6時30分ごろ作り始めて、食べ始めたのは9時頃。9時以降は食べないようにしているが、やむなし。
ただ、苦労した甲斐あって臭みなく美味しい。
たれは白だしに柚子胡椒を少し、それを鍋の熱い出汁で割る。



非常にあっさりで美味しい。これは豚しゃぶにもおススメの食べ方です。野菜やお肉がモリモリ食べられます。調子づいて〆の麺まで食べてしまいました…。

そして本日、半分取っておいたアラを煮て夕食。他は切干大根の煮物、ごま油と塩で食べる冷奴。そして、梅酒。



本当は醤油、酒、みりんを同量合せたもので煮るのですが、みりんが足りなかったので、出汁と砂糖を足してみました。考えてみれば、アラから出汁が出るので、出汁を足す必要なかったかも。ゴボウを別鍋で煮てみましたが、適当だったため味が濃すぎてちょっと失敗…。

しかしながら、しみじみ美味しい。こう云うのを食べていると「日本人でよかったなぁ」と思う。また時間がある時にでも鯛のアラに挑みたい、そう思ったのでした。


ちなみに私の魚料理のバイブル。



野口日出子著「魚料理いろは」。
魚のおろし方や下処理が写真付きで丁寧に解説されており、料理のレシピも豊富に載っている優れもの。まだ魚料理初心者の私は手放せない一冊なのです。おススメ。


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余談ですが。

いつも見出しのイラストの下絵を鉛筆で描いているのですが、こんなに短くなってしまいました。



これは少し前に撮影したものなので、今はもっと短い。予備の鉛筆はあるのですが、どこまで短い鉛筆を使えるのかと云う所に気持ちが傾いてしまい、チビた鉛筆をまだちょびちょび使っております。そろそろいい加減使いづらい。でも、ちょっと離れがたい。そんな微妙な心の狭間で揺れ動いています。

今日も昨日に引き続き雪がちらつく仙台でしたが、明日はどうでしょうか。

晴れでも、雨でも、雪でも、良い日に。

お付き合いありがとうございました。ゆうでした!


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