迷宮映画館

開店休業状態になっており、誠にすいません。

相棒 劇場版3 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ

2014年05月28日 | あ行 日本映画
40年以上、ファンをやってるのが、水谷豊さんなのであります。初めてお目にかかった「バンパイヤ」以来、日本の役者さんならこの人!!なのですが、とりあえずお目にかかれる機会がなかった。まあ、一生お目にかかれることはないと思っていたのですが、何と舞台あいさつにいらっしゃると!!!ここはメイドの土産に、見ておこうかなと思ったのでした。

いらっしゃるのは、連休のど真ん中の5月4日。別になにもないし、子供を連れて行かなきゃ!なんてのも卒業したし、いっかと、行くことにいたしました。発売開始の12時にPCの前に!これがさっぱり動かず!!え?もしかして殺到してんの?全然動かない。何をどうしてもだめ。しばらく頑張ったけど、あきらめてそのまんま寝まして、翌朝、最後挑戦。

2館で行うところ、一個はすでに満員。もう一個の方は残りわずか、という表示。ここで何とか一枚ゲットいたしました。これであの世にいつでも行けると(?)。したらば、何とあとから、その日に息子の部活の総会に、発表会に、懇親会まで、フルコース!全くの予想外のことに、唖然。どっちを取ろう。。。はい、水谷さんで。

もろもろの行事は亭主にお願いして、ここは「相棒」鑑賞と相成りました。

さて、物語は私設の軍隊みたいな連中が訓練している孤島で、死体が見つかる。それは訓練に参加していた男だった。単なる事故死と思いきや、そこには国家転覆を図るとんでもない計画が隠されていた・・・・。

と、ものすごくざっくりいうと、こんな感じ。ざっくりすぎるかな~。だって、あまりに設定に無理がありすぎて、話に入れない。おまけに【絶海の孤島】とか言いながら、はるばる孤島まで行かなくても、十分その辺のビルの一室でできそうな計画。右京さんが、ガンバって走ってるのは素敵なんですが、還暦過ぎたからなあ・・・。

実年齢は還暦を過ぎてしまってますんで、もう定年ですよね。そこは無視するのが当たり前なんですが、あいさつその他で、「還暦、還暦」と連呼されると、定年延長すか?と思ってしまいます。もちろん、見た目は十二分に若くて、これで定年にさせるのは、絶対に惜しいに決まってるのですが。

とりあえず、映画の方にはあまり興味を持てず、はっきり言って面白くなかったです。バイオハザード、薬物テロもいいけど、あの病原菌じゃ、私らには効かないし、穴ありすぎ。おまけに紅一点のあの女優さんが、どうにもそぐわず、唯一、伊原さんがかっこよかった・・・くらいでした。

で、水谷さんです。もう席が真ん中より後ろしか取れなかったんで、ここはメガネをかけて、しっかり見ようと!映画が終わって、成宮さんと登場。うーん、まんま右京さんでした。舞台挨拶でお目にかかれるってのは、映画の宣伝が一番ですが、素のお顔とか、映画とは違ったお姿が見たい!というもんだと思うんですが、いかがでしょう。

ちょっとおとぼけな風情も匂わしてましたが、ちゃんとお仕事してたのは、成宮君の方だったです。始終笑ってて、ぼけかましてたのは、豊さん。でも、それが彼のキャラで、それだけで十分っていうのは、彼ならでは!!なのかもしれないっす。劇場に来ていたのは、ほぼ水谷さんのファンのような雰囲気でした。力は十二分にある。あとは映画の中身だよ。。。わーーー、不遜。

お土産にこれをいただいたんで、良しといたします。



◎○●

「相棒 劇場版3 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」

監督 和泉聖治
出演 水谷豊 成宮寛貴 伊原剛志 釈由美子 風間トオル


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無理して~ (cyaz)
2014-05-28 17:32:24
sakuraiさん、こんにちは^^

無理して映画化することもないと思うのですが(笑)
内容の伴わない映画は返って逆効果。
しかも、『アナ雪』のメガヒットで影が薄い薄い(笑)
TV枠のなかで、「水戸黄門」的でいいのでは^^
返信する
>cyazさま (sakurai)
2014-05-29 16:29:56
はい、そう思いました。
わざわざ、映画化して、つまんなくすることないのに。
ド派手にした結果、逆にしょぼくなるって、なかなかないですよ。
返信する
♪みるみ~るかわ~るその~すがた~(^^) (西京極 紫)
2014-05-31 09:49:31
拙ブログへTB返しとコメントありがとうございました。

劇場版を製作する際にやらないでほしい事、
「無理矢理スケール感のデカい話にする」
をやっちゃった感じでしたね。
TVドラマはTVドラマの良さがあると思いますけどね。
離島というほどの離島でもないし、
いくら私有地とはいえ、あの民兵ごっこはないっす。

水谷豊から「バンパイア」を連想するってところで
共感しました(笑)
返信する
>西京極 紫さま (sakurai)
2014-06-09 13:14:15
その匂いがぷんぷんだったので、見る気おきなかったのですが、いらっしゃるのではねええ。
やっぱ行かんと。。
あまりに妙な設定で、苦笑もんでした。
で、釈ちゃんだもんね。
水谷さんにお目にかかれるってだけの映画だった気がします、はい。
返信する

コメントを投稿